〈番組概要〉
　ビジネスの最前線を深堀りする「＋BUSINESS」。今回のテーマは「中国経済の“光”と“影”」、ゲストに東京財団主席研究員の柯隆さん、紀実作家の安田峰俊さんをお招きしました。中国で不況を背景とした賃金未払いが社会問題化しています。労働者による抗議やデモが増加傾向にあり、5月に四川省では賃金未払いが背景とみられる工場への放火も発生しています。中国ではなぜ「給与格差」が拡大しているのか、そして一部の貧困状態に陥った中国人による組織犯罪についても迫っていきます。

〈ゲスト〉
・柯隆｜東京財団主席研究員
　中国南京市生まれ。1986年南京金陵科技大学卒業。88年に来日し、92年に愛知大学法経学部卒業。94年、名古屋大学修士（経済学）。長銀総合研究所、富士通総研経済研究所を経て2018年から東京財団政策研究所に所属。静岡県立大学グローバル地域センター特任教授も兼務する。近著に『中国不動産バブル』（文春新書）がある。

・安田峰俊｜紀実作家
　1982年生まれ。広島大学大学院文学研究科博士前期課程修了。『八九六四「天安門事件」は再び起きるか』で城山三郎賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。近著に『民族がわかれば中国がわかる-帝国化する大国の実像』（中公新書ラクレ）がある。

〈MC〉
・高橋郁也（たかはし ふみや）｜文藝春秋PLUS編集部
　1993年、神奈川県小田原市出身。2018年4月に株式会社文藝春秋に入社し、「週刊文春」編集部に配属。「文藝春秋」編集部を経て「文藝春秋PLUS」編集部に所属。

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