【日本の企業に「倒産」思考が必要な理由】

【日本の企業に「倒産」思考が必要な理由】

(後編)JALの“魑魅魍魎”をどう抑え込んだか|民主党政権の頑張り|JAL再建を認めない自民党の総括|スタートアップ企業は「やり直し文化」が育む【瀬戸英雄、大西康之】

瀬戸 英雄 弁護士
大西 康之 ジャーナリスト

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ビジネス 企業 働き方

〈番組概要〉
 今回の「+BUSINESS」は、「倒産弁護士が見た JAL再生のオモテとウラ」というテーマで、弁護士の瀬戸英雄さん、ジャーナリストの大西康之さんをゲストにお招きしました。
 大西さんは11月、ダイヤモンド社より『修羅場の王 企業の死と再生を司る「倒産弁護士」142日の記録』を刊行されました。本作で主人公となる瀬戸さんは、これまで数々の大企業の破綻・再生を担ってきた日本有数の「倒産弁護士」。そんな瀬戸さんが2010年、会社更生法を適用して倒産したJALについて、いかに再生の道筋をつけたかが本作で描かれています。
 そこで、本番組では大西さんを聞き手に、瀬戸さんへのスペシャルインタビューを実施。JAL再生の背後でどんな駆け引きが行われていたのか。そして、瀬戸さんが本作で繰り返し語る「日本にはもっと倒産が必要」という言葉の真意とは。ぜひ最後までご覧になってみてください。

〈ゲスト〉
・瀬戸英雄|弁護士
1948年生まれ。神奈川県出身。法政大学法学部を卒業後、1979年に弁護士登録。1996年から法制審議会倒産法部会幹事として民事再生法などの改正に携わる。大手スーパー「マイカル」やマンション・デベロッパー「ヒューザー」等の管財人を務め、JAL倒産の際には企業再生支援機構の委員長として再生計画を主導した。

〈ゲストMC〉
・大西康之|ジャーナリスト
1965年生まれ。愛知県出身。1988年、早稲田大学法学部を卒業後、日本経済新聞社入社。1998年、欧州総局(ロンドン)、日本経済新聞編集委員、日経ビジネス編集委員などを経て2016年4月に独立。著書に『稲盛和夫最後の闘い JAL再生に賭けた経営者人生』『ファースト・ペンギン 楽天・三木谷浩史の挑戦』(以上日本経済新聞出版)など。

〈MC〉
・小田竜ダニエル |文藝春秋PLUS編集部
1998年、神奈川県横浜市出身。2022年4月に株式会社文藝春秋に入社し、「週刊文春」編集部に配属。2024年7月に「文春オンライン」編集部、同年12月に「文藝春秋PLUS」編集部。イギリスと日本のハーフでYMO、電気グルーヴのファン。

source : 文藝春秋 PLUS動画

genre : ビジネス 企業 働き方