名だたる経営者の“二度と経験したくない”失敗譚には、なぜ「学び」や「勇気」が詰まっているのか?

vol.163

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「文藝春秋」の編集者が明かす、電子版限定の“ここだけの話”

「文藝春秋」5月号では、今をときめく9人の経営者の方に「人生最大の失敗」について語っていただきました。

 取材を前に、私自身の「最大の失敗」も考えてみましたが、佐渡島で堤防から海へ飛び込んで腰を強打したこと、中日ドラゴンズ・山井大介投手がノーヒットノーランを達成した日のチケットの半券を紛失したこと、スペイン・マドリードを旅行中、バルで仲良くなった人にカルレス・プジョル(FCバルセロナ)のファンだと明かしてしまい、微妙な空気になってしまったこと……。もちろん、ここには書けないような失敗も多々ありますが、どれも「最大」と言うには小粒な話ばかりです。

 しかし、大きな会社の先頭に立つ経営者の方々の失敗は、そのスケールも重みも比べものになりません。

 特に印象に残ったのは、「にしたんクリニック」などを展開するエクスコムグローバルの西村誠司社長のお話です。西村社長といえば、雑誌や動画で公開されているご自宅も豪華絢爛で、失敗とは無縁の存在のように感じていましたが、ある出来事をきっかけに自社に出社することさえ怖くなるほど追い込まれた時期があったといいます。

西村誠司氏 ©文藝春秋

 ほかにも、離職率が28%に達してしまったサイボウズの青野慶久さん、買収した企業に思わぬ落とし穴があったGMOの熊谷正寿さん、パン作りに没頭しすぎて客足が遠のいてしまったメゾンカイザーの木村周一郎さんなど、9人それぞれが“二度と経験したくない”エピソードを赤裸々に語ってくださいました。

 お話を伺って感じたのは、皆さんが失敗によって極限まで追い込まれながらも歩みを止めることなく、失敗から学びを得て次の挑戦へと踏み出しているということです。大きな失敗を経験するのは、それだけ大きなものを懸け、本気で挑んできた証でもあるのだと思いました。

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