メンタルや消化器を味方につけて、朝までグッスリ眠ろう
睡眠における大きな悩みの一つが、夜中や早朝に目が覚めてしまうことだろう。朝までグッスリ寝たいのに、眠りが途切れ途切れになってしまう。医学的には「中途覚醒」と呼ぶのだが、その対処法を睡眠医療の専門家である渥美正彦氏が解説する。
なぜ夜中に目が覚めてしまうのか。ズバリ、老化現象です。
サザエさんの波平さんを思い浮かべてください。けっこうなおじいさんに見えますが、実は54歳で私と同い年です。栄養状態や医療の改善によって、外見は私のほうがかなり若々しく見えます。ところが、私の睡眠は、波平さんの見た目と同じくらい老化しているんです。
医学的な「高齢者」の定義は65歳以上ですが、睡眠の老化は、男性だと早ければ30代後半から始まり、女性は女性ホルモンに守られているために少し遅くて、40代前半から半ばにかけて始まります。ただし、更年期になると、ホルモン分泌が急に減ってガクッとくる。落差が大きいぶん、女性のほうが不眠を強く感じる傾向にあります。
睡眠の老化とは、どういうことでしょうか。簡単に言えば、深い眠りの減少です。
睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠があります。ノンレム睡眠は、浅い方からN1→N2→N3の3段階に分かれます。子どもが一旦寝ると、どんなに起こしても起きないのは、一番深いN3に入っているからです。
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