【フル動画】大澤真幸×太田啓之 対談「シン・ウルトラマンと日米安保」

【フル動画】大澤真幸×太田啓之 対談「シン・ウルトラマンと日米安保」

大澤 真幸 社会学者
太田 啓之 朝日新聞記者
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◆「ネタバレあり」の徹底議論

 文藝春秋digitalは、5月25日(水)19時〜、社会学者の大澤真幸さんと朝日新聞記者の太田啓之さんによるオンライン対談イベント「シン・ウルトラマンと日米安保」を開催しました。

 《ページ下部にフル動画があります》

 5月13日、庵野秀明総監修・脚本、樋口真嗣監督の映画『シン・ウルトラマン』が公開されました。学生時代、自らウルトラマンを演じた自主制作映画「帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令」を撮っている庵野さんと『シン・ゴジラ』同様タッグを組んだ樋口監督は一体、どのような作品を完成させたのでしょうか。

 5月10日発売の「文藝春秋」6月号には、太田啓之さんによる10ページの論考「シン・ウルトラマンと日米安保」が掲載されています。オリジナル版「ウルトラマン」はこれまで、ウルトラマン=日米安保に基づき、外敵から日本を救いにきた米軍、無力な科学特捜隊=自衛隊とする読み解きが数多くなされてきました。

 太田さんは『帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令』を庵野さんの“原点”として取り上げ、「ウルトラマンと核兵器」というアナロジーを見出しています。作品未見の段階で書かれたこの論考。実際に『シン・ウルトラマン』を観た太田さんは何を語るのでしょうか。

 大澤真幸さんは社会学者として、戦後日本そのもの、あるいはサブカルチャーの作品を通じて、社会の状況を論じてきました。大澤さんは庵野監督による『シン・ゴジラ』について、日米安保を明示的に取り扱った珍しい映画としつつ、そこに「米軍なしでもなんとかなる」という「オタクのナショナリズム」を読み解いています。

 大澤さん、太田さんは公開されたばかりの『シン・ウルトラマン』をどう観たのか。お二人による対談、ぜひご覧ください。

 当日リアルタイムでご覧になれない方も、イベントの模様を収録した動画を配信しますので、何度でもご覧いただくことができます(※編集の都合上、動画はイベント終了後、一両日中に公開します)。動画は本記事のいちばん下(有料部分)にアップします。

◆イベント概要

 イベント名:「シン・ウルトラマンと日米安保」

 出演:大澤真幸、太田啓之

 日時:5月25日(水)19時〜20時30分(予定)Zoomウェビナーを使用して開催します。完全オンラインイベントです。

 ◆大澤 真幸(おおさわ・まさち) プロフィール

大澤真幸さん (1)
 
社会学者。1958年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了、東京大学文学部助手、千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授などを歴任。著書に「不可能性の時代」(岩波新書)、「近代日本のナショナリズム」(講談社選書メチエ)など。

 ◆太田 啓之(おおた・ひろゆき)  プロフィール

太田ポートレート2
 
朝日新聞記者。1964年生まれ。東京大学法学部、教育学部卒。卒業後、1990年、朝日新聞社に入社。現在は文化くらし報道部。夕刊で「(戦艦)大和をたどって」「(宇宙戦艦)ヤマトをたどって」シリーズを執筆し、現在書籍化作業中。朝日新聞デジタルで、インタビュー連載「コロナ下に読み解く風の谷のナウシカ」を掲載。著書に「いま、知らないと絶対損する 年金50問50答」(文春新書)。

◆問い合わせ

 文藝春秋編集部
メール:mbunshun@bunshun.co.jp

 

◆対談フル動画

《この下に対談動画があります》

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source : 文藝春秋

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