日本国債の命運を揺るがすトップバンクの決断
「国民がマイナス金利でイヤな思いをしているのに、あなたたちは自分たちだけ逃げるつもりなのか」
「苦しい時は、政府に公的資金を入れてもらって助けてもらったくせにけしからん」
東京・丸の内にある三菱東京UFJ銀行本店には、6月8日以降、抗議の電話が次々と掛かってきていた。
電話を受けながら、ある行員はこう思っていた。今は、自分たちが何を言っても、「日銀批判」にしか受け取られない。おとなしくしておくのが得策だ――。
騒動の発端は、日本経済新聞の6月8日付朝刊。一面トップに次のような見出しが躍った。
〈三菱UFJ銀「国債離れ」
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source : 文藝春秋 2016年08月号