東京国立博物館が創立150年を記念するとなるとさすがに気合いが違う。国宝の刀剣で最多の所有を誇る、19件すべてを公開。開幕するや、多くの愛刀家が押し寄せている。
写真=佐藤亘、東京国立博物館
皇室や将軍ゆかりの名刀を堪能する
今回の特別展は絵画や書跡のほか、刀剣は一室にまとめて展示されている。静謐で真っ暗ななか、ずらりと並んだ刀が思い思いに光を放つ様子に、来館者からは「何周もした」「ビリビリきた」と称賛の声が相次ぐ。このような大胆な設えでの公開は、今後当分ないだろう。徳川吉宗の命で編纂された名刀帳『享保名物帳』に名を連ねたり、皇室や将軍に愛されたものばかりだが、見逃せない5件を東京国立博物館登録室長の佐藤寛介氏にたずねた。(特集記事もご覧ください)
太刀 銘 三条(名物 三日月宗近)
太刀 銘 備前国包平作(名物 大包平)
有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。
記事もオンライン番組もすべて見放題
新規登録は「月あたり450円」から
-
1カ月プラン
新規登録は50%オフ
初月は1,200円
600円 / 月(税込)
※2カ月目以降は通常価格1,200円(税込)で自動更新となります。
-
オススメ
1年プラン
新規登録は50%オフ
900円 / 月
450円 / 月(税込)
初回特別価格5,400円 / 年(税込)
※1年分一括のお支払いとなります。2年目以降は通常価格10,800円(税込)で自動更新となります。
有料会員になると…
日本を代表する各界の著名人がホンネを語る
創刊100年の雑誌「文藝春秋」の全記事、全オンライン番組が見放題!
- 最新記事が発売前に読める
- 毎月10本配信のオンライン番組が視聴可能
- 編集長による記事解説ニュースレターを配信
- 過去10年6,000本以上の記事アーカイブが読み放題
- 電子版オリジナル記事が読める
source : 文藝春秋 2022年12月号