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<4月25日 LIVE配信>「デジタル変革」の本質に迫る一日

〇平 将明氏(衆議院議員)〇村井 純氏(慶應義塾大学教授)〇白神 浩氏(味の素 代表執行役副社長)〇安田 洋祐氏(大阪大学大学院教授)

 

◇開催趣旨

DXの本質は何なのか。業務効率化、新たなビジネスモデルの創出、組織構造変革などの目的を掲げ、全社一丸となってリソースを集中し、新たな価値を創造することが、市場の競争優位性を獲得していくためには不可欠となっています。

DXの成果を最大限に引き出すために、企業のリーダーがまず取り組むべきことは、本質を理解し、目的を明確に示し、実現のためにどのような手段を取るべきかについて、分かりやすく言語化していくことが求められています。

日々テクノロジーが進化していく中、企業のリーダーは、変えること変えないこと、既存事業と新規事業の最適な融合、あるべき姿の実現に向け全社に変革の風を巻き起こす推進力、さらには、変革の定着、行動変容の推進など、試行錯誤を繰り返しながら最適解を見つけるべく格闘をしています。

そこで、本カンファレンスでは、「デジタル変革の本質に迫る - 目的達成の探求と、価値連鎖の創出に向けて」をテーマに、DXで何を実現したいのか、どのようなプロセスが最適なのかについて、ビジネスリーダーの皆様にご登壇をいただき考察をします。

変革を進めるうえでの失敗の経験、成功への実践知を共有し、さらなる価値連鎖の着火点とできればと存じます。

≪開催概要≫

日 時  2023年4月25日(火) 13:00~17:00
会 場  オンラインLIVE配信
参加対象 経営者、経営幹部、経営企画、経営管理、人事、経理・財務、
     デジタル推進部門など
定 員  800名
参加費  無料(事前登録制)
主 催  文藝春秋
協 賛  株式会社キーエンス、株式会社ログラス、株式会社HQ

いますぐお申込み

13:00~ 13:05 オープニングスピーチ
「国家戦略としてのDX」

衆議院議員
自民党情報調査局長
平 将明氏

家業の大田市場青果仲卸会社社長、社団法人東京青年会議所理事長、経済産業省産業構造審議会基本政策部会委員などを経て、2005年自民党衆議院東京4区の公募に応募、公認候補に選出され立候補、初当選、現在6期目。内閣府副大臣(IT政策・サイバーセキュリティ戦略・クールジャパン・地域創生・国家戦略特区等担当)、経済産業大臣政務官、衆議院環境委員会委員長、自民党副幹事長、情報調査局長、自民党広報本部ネットメディア局長、デジタル社会推進本部 本部長代理、NFT政策検討プロジェクトチーム座長 等 歴任。現在、自民党情報調査局長、広報本部副本部長 兼 ネットメディア局長、デジタル社会推進本部本部長代理 兼 web3プロジェクトチーム座長 兼 AIの進化と実装に関するプロジェクトチーム座長、新しい資本主義実行本部 経済成長戦略委員会幹事長 自民党東京都連政調会長。


13:05~13:50 基調講演
「インターネットの先にある世界」
~新しい日本の役割と責任~

撮影:村田 和聡

慶應義塾大学
教授
村井 純氏

工学博士。1984年日本初のネットワーク間接続「JUNET」を設立。1988年インターネットに関する研究コンソーシアム「WIDEプロジェクト」を発足させ、インターネット網の整備、普及に尽力。初期インターネットを、日本語をはじめとする多言語対応へと導く。内閣官房参与、デジタル庁顧問、他各省庁委員会主査等を多数務め、国際学会等でも活動。2013年ISOCの選ぶ「インターネットの殿堂(パイオニア部門)」入りを果たす。「日本のインターネットの父」として知られる。著書に「インターネット」(岩波新書)他多数。


13:50~14:20 課題解決講演①
キーエンスの高収益を支える『データ活用 7つのヒント』(特別版)

株式会社キーエンス
データアナリティクス事業グループ マネージャー
柘植 朋紘氏

新卒でキーエンスに入社後、コンサルティングセールス・人事採用を経て、データをフル活用したマーケティング・営業推進・販促活動に約10年間、従事。現在は、キーエンスの高収益の源泉である「データ活用ノウハウ」を基に社内開発した『データアナリティクス プラットフォーム KI』を、新規事業として幅広く展開中。各種イベントなどでの講演多数。


14:20~14:30 休憩


14:30~15:10 特別講演
「味の素グループのASV経営
 事業モデル変革、社会変革を通じたWell-beingへの貢献」

味の素株式会社
取締役 代表執行役副社長
(Chief Innovation Officer(CIO)、研究開発統括)
白神 浩氏

京都大学大学院工学研究科工業化学修士課程修了
1986年味の素㈱入社。1993年工学博士取得。1998年日本化学会技術進歩賞を受賞
2009年味の素㈱アミノサイエンス (AS) 事業開発部長(新事業開発)
2013年アルテア社代表取締役会長兼社長 ( 米サンディエゴ )
2019年味の素㈱常務執行役員 AS 副事業本部長 バイオファイン研究所長
2021年執行役専務 Chief Innovation Officer 兼 R&D 統括
2022年6月より現職。事業モデル変革、R&D、M&A、CVC、知財などを担当


15:10~15:40 課題解決講演②
「経営企画がリードするDX推進とデータドリブン経営」

2018年に公開された経済産業省のDXレポートによると、日本は2025年までにDXを実現しなければ、年間12兆円の経済的損失が生じるとされています。日本企業がビジネス上の競争優位性を確立する「真のDX」を実現するための「組織」「人材」「仕組み」をご紹介し、データドリブンな経営について考えるきっかけをご提供します。

株式会社ログラス
創業メンバー/PRイベントマーケ責任者
矢納 弘貴 氏

明治大学法学部卒業。新卒で株式会社セディナ(現:SMBCファイナンスサービス株式会社)へ入社し、コールセンター、債権回収業務を経て、経営企画本部にて経営管理業務に従事。その後、エン・ジャパン株式会社に参画し、予算編成などの経営企画領域を中心に従事。経営企画・人事領域を担うコーポレート組織と新規事業企画に奔走。2020年より株式会社ログラスにてカスタマーサクセスの立上を担当。


15:40~15:50 休憩


15:50~16:20 課題解決講演③
人的資本経営時代の「生産性の高い働き方」
~時間や場所にとらわれない Performance Work~

先進企業の多くは、リモートワークやハイブリッドワークをコロナ禍における一時的な対応手段ではなく、生産性向上を実現するための「攻めの機会」として位置づけています。一方、働き方の進化によって、コミュニケーション不足や部署間連携の不全、社員のメンタルヘルスなどの新たな課題も生まれています。
本講演では「生産性の高い働き方〜Performance Work〜」と題し、先進企業の事例や調査結果をご紹介しながら、「生産性最大化」という目的達成のための自社に合った働き方方針について考えるきっかけをご提供します。

株式会社HQ
代表取締役 CEO
坂本 祥二氏

京都大学総合人間学部卒業後、モルガン・スタンレーにてM&Aアドバイザリー及び資金調達業務、その後、カーライル・グループにてバイアウト投資業務に従事。15年3月、株式会社LITALICOに入社。取締役CFOとしてマザーズ上場、東証一部市場変更や新規事業の立ち上げ、拡大等を経て、株式会社HQを創業。


16:20~17:00 特別講演
「DXの本質に迫る、武器としての経済学の活用」
~ 専門家と非専門家が交差する点で生まれるゲームチェンジ ~

大阪大学大学院経済学研究科
教授
安田 洋祐氏

エコノミクスデザイン共同創業者。2002年に東京大学経済学部を卒業。最優秀卒業論文に与えられる大内兵衛賞を受賞し経済学部卒業生総代となる。米プリンストン大学へ留学して07年にPh.D. を取得(経済学)。政策研究大学院大学助教授を経て、14年より現職。専門はマーケットデザイン、ゲーム理論。American Economic Reviewをはじめ、国際的な経済学術誌に論文を多数発表。新聞・雑誌・オンライン媒体への寄稿(計250本以上)やテレビ番組への出演(計500回以上)を通じて情報発信に取り組む。朝日新聞論壇委員会、政府系審議会(環境省・経済産業省・財務省など計15委員会)の委員などを歴任。

source : 文藝春秋 メディア事業局