2018年6月号 目次

<大特集>日本史の常識が変わった/今井首相秘書官一問一答/「安倍政権は真実を語れ」石破 茂

【文藝春秋 目次】<大特集>日本史の常識が変わった/今井首相秘書官一問一答/「安倍政権は真実を語れ」石破 茂

2018年6月号

2018年5月10日 発売/定価880円(税込)

【特集】「政と官」の劣化が止まらない

野党が証人喚問要求するキーマンの一問一答
今井尚哉首相秘書官独占インタビュー
「昭恵夫人が無関係とは言えない」

「官邸官僚」の研究2 森友問題への関与、首相親書書き換え……
「総理の分身」豪腕秘書官の疑惑 森功

◎改ざん、隠蔽が蔓延する霞が関の奈落
官僚は安倍官邸の下僕と化した 片山善博/前川喜平

「小泉元首相にあった姿勢が安倍さんにはない」
安倍政権は真実を語れ 石破 茂


新会長就任直前インタビュー
私は経団連をこう変えたい (日立製作所会長)中西宏明

EVと中国市場はもっと伸びる カルロス・ゴーン

外国人労働者が地方の衰退を救う (生団連会長)小川賢太郎


【特集】北朝鮮「微笑外交」裏の顔

南北会談「成功後の失敗」を忘れるな 黒田勝弘

金正恩は祖父・金日成のモノマネだ 五味洋治


【大特集】日本史の常識が変わった

[入門講義]「この国のかたち」を作った8つのツボ
交易から見れば通史がわかる 出口治明

◎戦国時代「四つの戦争」勝負の分かれ目
応仁の乱は「東軍」が勝った 本郷和人


[目からウロコの新発見12]

前方後円墳がピラミッドより大きいワケ 森下章司

謎の天皇・継体はヤマト王権の中興の祖 水谷千秋

蘇我氏と藤原氏を繁栄させた「最新技術」 倉本一宏

北条政子「子殺し・孫殺し」の修羅 伊東 潤

元寇の真実「神風」は吹かなかった 服部英雄

「逆賊」足利尊氏は最後まで尊皇を貫いた 亀田俊和

「汁かけ飯」北条氏政はバカ殿ではない 黒田基樹

徳川家光と光圀の兄が浴室で交わした契り 氏家幹人

名門・酒井雅楽頭家を再興した凄腕家老 福留真紀

坂本龍馬は殺人の「指名手配犯」だった 菊地 明

福沢諭吉「学問のすすめ」は金儲けのすすめ 片山杜秀

司馬遼太郎が見抜いた「西郷幻想」の危うさ 鹿島 茂

 

[泰斗3人の白熱座談会]
「新しい時代区分」が必要だ 保立道久/加藤陽子/小島 毅
(1)奈良はヤマトに、平安は山城に (2)文明史は西アジアから始まる (3)世界史のなかの応仁の乱 (4)朱子学が明治維新を起こした (5)儒教と神道が天皇制をつくった


◎10種類の泉質から効用がわかる[全国温泉リスト付]
この病気にはこの温泉が効く (北海道大学名誉教授)阿岸祐幸


大谷翔平にエンゼルスGMは脱帽した 鷲田 康

[この人の月間日記]
「ごごナマ」で健康的になった!? 美保 純

「遺族外来」で家族との死別を癒す 奥野修司


◎リハビリ14年の先に見える「聖火最終ランナー」
長嶋茂雄が語る東京五輪の夢 鷲田 康


幸福な国には「三つのP」がある ダン・ビュイトナー

[特別読み物]日本人の宇宙からの帰還(後編) 稲泉 連

[50年後のずばり東京21]
千駄ヶ谷・将棋会館の青春 北野新太

[地方は消滅しない22]
福井県大野市 葉上太郎


すべてが一夜にして変る 日本再生85 立花 隆

アンデルセンさん 角野栄子

大雪の日 山崎 努

二人の鈴木と憲法の青春 進藤榮一

是枝組は呼吸がしやすい 安藤サクラ

犯罪被害者の権利を求め続けた十八年 岡村 勲

大人げなかった母・佐野洋子 広瀬 弦

モネのお膝元で二度目の個展 平松礼二

他者との共生のむずかしさ 日本人へ180 塩野七生


ベストセラーで読む日本の近現代史・佐藤 優


BOOK倶楽部

▼角田光代、角幡唯介、本郷恵子、片山社秀 ▼今月買った本 手嶋龍一 ▼著者は語る ▼新書時評


▼赤坂太郎 ▼丸の内コンフィデンシャル ▼霞が関コンフィデンシャル ▼世界経済の革命児・大西康之 ▼日本語探偵・飯間浩明 ▼数字の科学・佐藤健太郎 ▼旬選ジャーナル(常井健一・河合雅司) ▼オヤジとおふくろ ▼スターは楽し・芝山幹郎 ▼考えるパズル ▼三人の卓子 ▼詰将棋・詰碁 ▼マガジンラック ▼広告情報館 ▼蓋棺録 ▼目・耳・口


新世界地政学82・船橋洋一

人声天語180・坪内祐三

ふれる 日本の美を訪ねて2(新連載)・朝吹真理子

将軍の世紀6・山内昌之

孔丘6・宮城谷昌光

大名倒産27・浅田次郎

百花9・川村元気


グラビア

▼日本の顔(石内都) ▼同級生交歓 ▼中野京子の名画が語る西洋史70(悪魔に勝った聖人) ▼みんぱく 40年の宝物 ▼もう一人の家族136 鶴田真由 ▼乗り鉄うまい旅10(岳南電車×つけナポリタン) ▼小さな大物(安住紳一郎)


短歌・伊藤一彦、俳句・野口る理、詩・池井昌樹
 

source : 文藝春秋 2018年6月号