「文藝春秋 電子版」は11月12日(火)18時より、高口康太さんと安田峰俊さんによるオンライン番組「中国さっぱりわからん! 」第21回を生配信します。
現場の最前線で中国をめぐる取材を続けてきた高口さんと安田さん。数多くの著作を発表してきた二人が「それでも、中国はさっぱりわからん!」と唸り、嘆きながら、その深淵を探求する――それがオンライン番組「中国さっぱりわからん!」です。中南海の深奥や中国社会の最新事情、そして日本に住む中国人の実態まで、幅広く語り合う対談形式の番組です。
生配信映像は本記事上に表示されます。
当日リアルタイムでご覧になれない方も、アーカイブ動画を配信しますので、何度でもご覧いただくことができます。アーカイブ動画は生配信終了後、一両日中に公開します。
中国経済の分岐点
第21回は、「急増する中国人移住者」、「全人代常務委員会のゆくえ」の二本立てでお送りします。
近年、中国人富裕層の対日投資が増加し、実際に日本に移住する中国人の数も増えています。中国人移住者に日本経済や社会資源が「食い物」にされるのでは? と懸念する声も聞こえますが、実態はどうなのでしょうか。
現在発売中の「文藝春秋」11月号と「文藝春秋 電子版」には、高口さんがその疑問に答えた「来日中国人大調査『你(YOU)は何しに日本へ?』」が掲載されています。今回の配信では、記事には書ききれなかった中国人移住者の最新事情を、高口さん、安田さんが徹底解説します。
さらに、11月4日から8日にかけて開催される全人代では、低迷する中国経済の起爆剤として、特別国債など10兆元(約214兆円)超の発行が検討されていると報じられています。
中国経済の分岐点になる可能性も指摘されていますが、世界経済、ひいては日本経済への影響はどうなるのでしょうか。アメリカ大統領選挙の結果とも相まって、目が離せません。
オンライン番組「中国さっぱりわからん!」では、毎月テーマを変え、ほかでは知ることのできないディープな中国情報をお届けしていきます。
◆番組概要
番組名:全人代、どうなる経済対策?
出演:高口康太、安田峰俊
日時:11月12日(火)18:00~19:30
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◆安田 峰俊(やすだ・みねとし)プロフィール
1982年滋賀県生まれ。ルポライター。立命館大学人文科学研究所客員協力研究員。中国近現代史を専攻していた立命館大学文学部在学中に中国広東省の深圳大学へ交換留学、広島大学大学院文学研究科修士課程修了。2018年、天安門事件に取材した『八九六四』をKADOKAWAより刊行し、第5回城山三郎賞・第50回大宅壮一ノンフィクション賞をW受賞。ほか、『「低度」外国人材』(KADOKAWA)、『さいはての中国』(小学館新書)、『性と欲望の中国』(文春新書)など著書多数。中国をキーワードに北米・東南アジア・アフリカまで取材する。
◆高口 康太(たかぐち・こうた)プロフィール
1976年千葉県生まれ。ジャーナリスト、千葉大学客員准教授。中国経済、社会、在日中国人などをテーマに取材活動を続けている。経済誌を中心に寄稿を続けるほか、「クローズアップ現代」「日曜討論」などテレビ出演も多数。著書に『現代中国経営者列伝』(星海社新書)、『幸福な監視国家・中国』(NHK出版新書、梶谷懐氏との共著)など。『プロトタイプシティ 深圳と世界的イノベーション』(KADOKAWA、高須正和氏との共編)で第37回大平正芳記念賞特別賞を受賞。
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