北原ミレイ「石狩挽歌」
(1975年、作詞:なかにし礼 作曲:浜圭介)
石川さゆり「天城越え」
(1986年、作詞:吉岡治 作曲:弦哲也)
石原裕次郎「北の旅人」
(1987年、作詞:山口洋子 作曲:弦哲也)
北海道を拠点に生きている中で、栄枯盛衰を感じると共に、先人たちの生きるための必死な姿や思いを感じる「石狩挽歌」。小樽方面に行くたびに目にするニシン御殿がその思いを強くさせ、時代は変わろうとも、激しく生きる力を全面に出し、前に進まなければいけないと感じます。
そういった先人たちの思いや行動が多くの示唆を与え、我々を越えて若い世代に必ず響く時が来ると思っています。
「天城越え」が描いている人を愛することは生きる原点、何が起ころうと、何があろうと前に進む姿、その想いや強さこそが、これからさらに必要な感じがします。
「北の旅人」に関しては監督時代、うまく行かない時の心をなぜか癒してくれ、いずれこんな思いで生きたいなと思わせてくれただけでなく、先への微かな道の存在を教えてくれたことに感謝しています。
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source : 文藝春秋 2024年2月号