1954年、東京・御茶ノ水に誕生した山の上ホテルが、老朽化のため2024年2月13日から休館する。この名宿が多くの著名人に愛されてきたのはご存じの通り。再会を願い、これまでを振り返った。
小高い地にまるで隠れ家のように佇むホテル
名所“螺旋階段”
アールデコ様式の名建築として知られる館内で、この階段の存在は圧巻
会員制だった「葡萄酒ぐら モンカーヴ」
地下2階にひっそりと店を構えるワインバーには各界の著名人が集った
都心とは思えない静謐なロビー
三島由紀夫いわく「かういふ静かな宿があるとは思はなかつた」
ホテルが保管する三島由紀夫の手紙には「ここが有名になりすぎたり、はやりすぎたりしませんやうに」とあるが、川端康成や山口瞳など数多くの文人が訪れた
池波正太郎が愛した401号室
画材を持ち込んで絵を描いたり、古書店へ出かけたりして過ごした
有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。
記事もオンライン番組もすべて見放題
初月300円で今すぐ新規登録！
初回登録は初月300円
月額プラン
1ヶ月更新
1,200円/月
初回登録は初月300円
※2カ月目以降は通常価格で自動更新となります。
年額プラン
10,800円一括払い・1年更新
900円/月
1年分一括のお支払いとなります。
※トートバッグ付き
有料会員になると…
日本を代表する各界の著名人がホンネを語る
創刊100年の雑誌「文藝春秋」の全記事、全オンライン番組が見放題！
- 最新記事が発売前に読める
- 毎月10本配信のオンライン番組が視聴可能
- 編集長による記事解説ニュースレターを配信
- 過去10年6,000本以上の記事アーカイブが読み放題
- 電子版オリジナル記事が読める
source : 文藝春秋 2024年2月号
トップページ
後で読む・閲覧履歴
マイページ