(右から)
作家 西村健
佐賀県知事 山口祥義
鹿児島県知事 塩田康一
朝日新聞編集委員 豊秀一
衆議院議員 古川禎久
私たちが鹿児島のラ・サール高校を卒業して40年を迎える。あのころ、桜島の灰にまみれながら、自由を存分に謳歌した。
「おれは総理大臣になる」と公言していた古川。中学3年の時、管理を強める中学寮の舎監側と対立し、退寮処分を受けた。逆境での強さはそのころ養われたのだろう。旧建設省を辞めて、政治の道へ。初当選後、郵政民営化に反対して自民党を離党し、無所属で当選した。2021年に法務大臣として初入閣を果たす。夢は途上だ。
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source : 文藝春秋 2024年3月号