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前向きな姿勢を活かして
「HKT」(萩生田光一氏、加藤勝信氏、武田良太氏)が裏金問題の核心を明かした、3月号の鼎談『「派閥とカネ」本音で語る』を興味深く読んだ。
「派閥という二次的な存在の会計処理には責任がないという甘えがあった」(H)
「派閥と個々の事務所の連携などが非常に杜撰だった」(T)
など、各氏が謙虚に反省し問題点を指摘する一方で、
「派閥で培ってきた、議論をまとめる機能がないと政権与党はやっていけない」(K)
といった、抜本的な改革には慎重な姿勢も垣間見えた。
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source : 文藝春秋 2024年4月号