(右から)
野村中之島法律事務所弁護士 野村佳代子
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業弁護士 新川麻
京都大学大学院医学研究科教授 木下彩栄
厚生労働事務次官 伊原和人
水産庁長官 森健
私服OKの自由な校風下、本人曰く、もてたい一心で軽音楽部に入部した伊原。大学時代に福祉の現場を知り、社会保障の仕事を志して旧厚生省に入省。現在は、懸案の持続可能な財政や人口減少による担い手不足などの課題に加え、公務員離れが進む霞が関における人材確保にも知恵を絞る。
ハンドボールに汗を流し、高3の鯱光祭(ここうさい、学校祭)で秀麗の光源氏を演じた森も今や貫禄十分。農林水産省入省後、地方・海外を含めキャリアを積み重ねてきた。現在は、漁業・水産業の持続的発展に向け、水産資源管理、海洋環境変化への対応、海業の振興、能登の漁港復興などに取り組む。
『ブラック・ジャック』を愛読していた木下は、京都大学で認知症専門医として研究、臨床に従事する。学会の広報委員長も務め、アルツハイマー病の新薬承認以降この1年は目の回る忙しさ。その傍ら大学理事補として男女共同参画も担当、後輩研究者の仕事と家庭の両立支援にも力を注ぐ。
硬式テニス部で、さばさばした性格だった新川は、高祖父の代から続く法曹一族。
現在は日本最大の法律事務所西村あさひのシニアパートナーだ。入所以来30年以上に亘りM&A業務に邁進し、企業の成長戦略を牽引。政府審議会委員や社外取締役としても活躍し、法科大学院で教鞭も執る。
才媛の2人はハーバードに留学もした。
水泳に熱中し専ら体力頼りで司法試験を突破した私は、市井の弁護士として30年以上、自治体や企業を含めた様々な法律問題に取り組む。小中大学も同窓の木下曰く小学校卒業時に「弁護士になり、良いことは良い、悪いことは悪いと判断したい」と書いたとか。初志貫徹と言えるだろうか。
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