文春図書館　今週の必読

最新回を読む

「10月を過ぎれば自死でも死亡保険が下りる。それまでは…」マッサージ店に勤務する独身男性（44）の“魂の叫び”
高橋豪太が『自分以外全員他人』（西村亨著）を読む
高橋豪太
2024/01/29
米と引き換えに、50も歳が離れた中国人男性と結婚させられた女性の叫び…言葉がなければ紡げなかった“感情”とは
河合香織が『夜明けを待つ』（佐々涼子著）を読む
河合香織
2024/01/28
演劇仲間の1人ががんで亡くなり、別の1人は半身不随になった…そんな紹介も「ほとんど意味がない」スリリングな体験
大森静佳が『FICTION』（山下澄人著）を読む
大森静佳
2024/01/23
「昨年、初めてペンライトを振った」見る者を魅了する少年と大人たちの思惑…なぜ人は「推し」たいと思うのか
品田遊が『Q』（呉勝浩著）を読む
品田遊
2024/01/22
「最後の4割打者」テッド・ウィリアムスの足元に横たわる「ある生き物」とは…人間を浮き彫りにする、取材者の洞察力
鈴木忠平が『神様は返事を書かない』（阿部珠樹著）を読む
鈴木忠平
2024/01/14
「ゴボッ」岩場で組み敷かれ、唾液が「喉元を狙って落ちてくる」…クマと猟師の生々しい攻防
藤島大が『ともぐい』（河﨑秋子著）を読む
藤島大
2024/01/13
「適量の飲酒はからだに良い」は鵜呑みにしないほうがいい？　アルコールが薬として使われてきた歴史の面白さ
仲野徹が『酒が薬で、薬が酒で』（キャンパー・イングリッシュ著）を読む
仲野徹
2023/12/25
きっかけはフィリピン人母子の無理心中事件だった…大阪・ミナミにある、移民のための「支援教室」
中島京子が『移民の子どもの隣に座る』（玉置太郎著）を読む
中島京子
2023/12/24
爆発的な評価を受け、ある疑惑によって即キャンセルされた…幻の黒人作家を取り巻く謎「人間はなぜ書くのか」
安堂ホセが『人類の深奥に秘められた記憶』（モアメド・ムブガル・サール著）を読む
安堂ホセ
2023/12/18
「三島由紀夫の亡霊を斬ってほしい」と頼まれて…戦闘機に憑かれたエースパイロットの生涯
真藤順丈が『幽玄F』（佐藤究著）を読む
真藤順丈
2023/12/17
「文字かヴィジュアルか」プロテスタントとカトリックが、“デザイン”を巡ってくり広げた激烈な宗教戦争
島田裕巳が『宗教とデザイン』（松田行正著）を読む
島田裕巳
2023/12/04
「整った風貌のメガネを掛けた男性が少し疲れた表情で…」喫煙所で作家・津原泰水と交わした“短い会話の記憶”
川本直が『夢分けの船』（津原泰水著）を読む
川本直
2023/12/03
過去と対峙しようと訪れたガーナで「よそ者」と指さされ…アメリカに連行された奴隷の末裔として、痛感した“経験の遺物”
鴻巣友季子が『母を失うとこ　大西洋奴隷航路をたどる旅』（サイディヤ・ハートマン著）を読む
鴻巣友季子
2023/11/26
テロに遭った二世政治家の半生をアートに…昭和の終焉からコロナ禍に至るまでの“30年間の物語”
島口大樹が『の、すべて』（古川日出男著）を読む
島口大樹
2023/11/26
焼き芋とドーナツが繋がる？　日本とアメリカの産業革命の中で出会った、女性たちのシスターフッド
木村衣有子が『焼き芋とドーナツ　日米シスターフッド交流秘史』（湯澤規子著）を読む
木村衣有子
2023/11/20
クルージングスポットで起きた暴行事件、“迷彩色の男”の正体は…一般の人々からは「隠された」世界の「リアル」
竹田ダニエルが『迷彩色の男』（安堂ホセ著）を読む
竹田ダニエル
2023/11/19
「事務に追われること」への嫌悪感は高まっているが…実は入り組んでいる、事務と文学の“意外な関係”
仲俣暁生が『事務に踊る人々』（阿部公彦著）を読む
仲俣暁生
2023/11/13
応援していたチームは3位…くやしさの中で心に残った“投手コーチ”の言葉「大事なのは…」
大崎梢が『二律背反』（本城雅人著）を読む
大崎梢
2023/11/12
「テスラの創業者ではない」「はっきり言って経営には向いていない」…誤解されがちなイーロン・マスクの“正体”は
楠木建が『イーロン・マスク』（ウォルター・アイザックソン著）を読む
楠木建
2023/11/06
「私のことを忘れてください」とお願いしてきたワケは…亡くなった文通相手と交わした“約束”
矢野利裕が『最愛の』（上田岳弘著）を読む
矢野利裕
2023/11/05

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