テレビ東京の西野志海アナウンサー(31)が6月6日付で依願退社していたことが、「週刊文春」の取材でわかった。
西野アナは2013年に北海道テレビ放送に入社。2016年7月、中途採用でキー局のテレ東に転じた異色の経歴を持つ。元テレ東アナウンサーで同い年の鷲見玲奈(32)とはアナウンススクール時代からの友人同士で、転職を機に同僚となっていた。
テレ東では『Newsモーニングサテライト』など、主に報道番組を担当。一方で、自身の冠番組『今から、西野アナが行きますんで』では子供のころから得意だったという歌を披露するなど、硬軟自在な活躍を見せていた西野アナ。
2020年3月からはニューヨーク支局に栄転し、『モーサテ』には現地から出演。NYはテレ東の看板番組『ワールドビジネスサテライト』のメインキャスターを務める大江麻理子(43)がかつて勤務するなど、報道系エースアナウンサーへの登竜門といえる。中途入社ながら局の期待を背負う西野アナだったが、赴任直後、いきなりアクシデントに見舞われる。
「NY赴任直後の2020年4月、個人的にやっていたインスタグラムに不適切な投稿をしていたことが『FLASH』に報じられました。同誌によれば西野アナは、〈原油に思いを巡らせすぎて、今にも引火しそう。疲れた。サウジの石油施設を爆破すれば価格安定するかなと、二時間本気で考えるくらいに疲れてる〉などと投稿。会社は取材に『報道に携わる者として、極めて軽率で不適切』とコメントした」(テレ東関係者)
当時から「疲れ」を訴えていた西野アナ。その後も『モーサテ』ではニューヨークキャスターとして番組に出演し続けてきたが、昨年末ごろから異変が起こっていた。