「明るいから友達も多くて同級生たちからは慕われていました」
茨城県常陸太田市の別荘で東京都文京区に住む新野りなさん(23)に手錠をつけて監禁したとして、警視庁捜査1課に逮捕された神奈川県南足柄市の会社員・三瓶博幸容疑者(33)。
地元・福島県郡山市での中学校時代を知る人は、三瓶容疑者について冒頭のように話した。
中学校の卒業アルバムに笑顔で写る三瓶容疑者は心なしかまだ幼く見える。
容疑者は中学時代にアメリカから転校、部活はバスケットボール部
同級生の母親によると、アメリカから転校してきており、英語が得意だったという。背は高い方ではないが所属していた部活はバスケットボール部。卒業文集では「中学校生活で一番印象に残った」として「修学旅行」について書いている。「友達と修学旅行の思い出話をしてとても楽しい」などと書かれているように、友人に囲まれた学生生活を送っていたようだ。
6月18日の事件発覚から2日が経過し、徐々に詳細が判明してきた。社会部記者が解説する。
「遺体は衣服を着ていない裸の状態で、別荘から2キロ超離れた林道の下で、木に引っかかったような状況で見つかりました。まるで何者かに投げ捨てられたようでした。
三瓶容疑者は手錠をつけた監禁について『お互いの合意の上だった』と否認しています。その後、新野さんについて『行方は知らない』と供述していますが、三瓶容疑者の車のドライブレコーダーには、林道の方向に向かった記録が残されており、警視庁は死体遺棄容疑も視野に捜査を進める方針です」