被害者と容疑者を繋いだ“事件の核心”とは…?
「一部では出回ってしまっているので、隠しませんが新野さんは“モデル”の仕事をしていたんです。
SNS上で個人的に顧客を探して、相手とギャラ交渉して撮影をするんです。新野さんは純粋にビジュアルもスタイルもよくて、ああいった性格なのでとても人気があり、ギャラも高かったです」
SNSでマッチングし、個人的にギャラ交渉して撮影に臨む――。新野さんのアカウントには多くのフォロワーがついていた。
実は取材に応じたこの人物もこの業界で仕事をしているという。
「容疑者が手錠をつけた監禁を『合意していた』と話しているということは、撮影での出来事だったのかもしれません。お店などに所属せず、個人で金銭を介して客と会うというのは危険だという批判もあるでしょう。でも、風俗店の子でも事件に巻き込まれることはあります。結局、同じですよね。それにSNSを利用して個人でやることには女性側にもメリットがあるんです。
例えばお店であれば『身長-体重が100を切ったら評価が下がる』など評価基準が規格化されすぎています。太っていても痩せていても、お客さんにとって魅力的な子はいますよね。他にもリストカット跡がある場合もお店では評価が下がることもある。だから個人でやると、ギャラがよくなる場合が多いんです。ほかにも“お客と店”という関係性とは違うので、SNSのマッチングを好む人もいます」(同前)
しかし、実際に新野さんは事件に巻き込まれ命を落とした。
「会ったのは2回目ということで油断があったのかもしれません。新野さんは少し前まで歌舞伎町で一人暮らしをしていました。それが今では実家に戻っていたんです。家族とうまくいっていないという相談を受けたことがありますが、その関係性がようやく少しよくなっていた。そんなさなかの悲劇でした。彼女に何があったのか知りたい。悔しいし、犯人を許せません」(同前)
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