6月5日に茨城県常陸太田市の別荘で東京都文京区に住む新野りなさん(23)に手錠をつけて監禁したとして、警視庁捜査1課に逮捕された神奈川県南足柄市の会社員・三瓶博幸容疑者(33)。
その後、別荘からそう遠く離れていない林道の下で木にひっかかったような状態で、新野さんの遺体は見つかった。衣服は着用しておらず、目立った外傷はなかった。
6月21日には、警視庁捜査1課が新野さんの遺体の司法解剖の結果を公表した。
「直接の死因はまだわかっていませんが、左の舌骨が折れていました。舌の根元で喉のあたりの骨なので、例えば何らかの手段で、首に強い圧力を加えられたりしたら折れます。『目立った外傷はない』と当初警視庁は発表していますので、まだはっきりとは分からないですね」(大手紙社会部記者)
同記者によると、三瓶容疑者は黙秘に転じたというが、逮捕当初「手錠をつけた監禁は合意の上だった」などと容疑を否認し、「(新野さんの)行方は知らない」などと供述している。また「今年の2~3月に初めて会い(事件があった)6月5日は2回目だった」とも話している。
三瓶容疑者と被害者との接点は…?
新野さんは「SNSモデル」として、ネット上で知り合った顧客から金銭を受け取り、写真や動画の撮影に応じる活動を行っていた。三瓶容疑者ともSNSを通じて知り合っている。別荘という密室で、10歳も年の離れた2人の間で何が行われていたのだろうか。
知人らによると、新野さんは東京都内で幼少期を過ごした。当時の住まいの近隣に住む高齢女性が振り返る。
「少し背が低くて、お人形さんみたいな顔をした可愛い子でしたよ。目がぱっちりとしていてね。お姉さんがいるんですが、姉妹揃って“いいところのお嬢さん”という上品な感じでした。お父さんは眼鏡をかけて、休日でもスーツを着て出勤していて、お母さんはこの辺では目立つくらいのモデルのようにスラっとした方です。