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「個人で顧客を探し、ギャラ交渉も自分で…」《茨城23歳女性監禁死事件》被害者と容疑者を繋いだ“SNSモデル”という闇

「個人で顧客を探し、ギャラ交渉も自分で…」《茨城23歳女性監禁死事件》被害者と容疑者を繋いだ“SNSモデル”という闇

茨城23歳女性監禁事件 #2

genre : ニュース, 社会

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地下室もある“別荘”で何が行われていたのか…?

 三瓶容疑者は新野さんについて「SNSで知り合い、2~3月ごろに初めて会って、6月5日が2回目だった」と話していることも判明した。

「事前にSNSでやりとりをして、6月5日の午前10時ごろ、三瓶容疑者と新野さんはJR水戸駅で合流し、三瓶容疑者の車で別荘に向かいました。そして逮捕容疑となった手錠を使った監禁をしました。三瓶容疑者の別荘には地下室もあることからここで監禁されたのかもしれません」(同前)

亡くなった新野りなさん NNNより

 神奈川県南足柄市に住居がありながら茨城県常陸太田市に別荘があった三瓶容疑者。近隣住民によると、5年ほど前に引っ越してきたが、半年ほどでまた引っ越し、その後は週末用の別荘として使われていたという。

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 当初は、週末に同年代の女性(近隣住民は夫婦と表現)とウッドデッキでお茶をする姿も目撃されていたが、事件前には平日であるにも関わらず三瓶容疑者が目撃されていた。

監禁現場とされる三瓶容疑者の別荘 ©文藝春秋
別荘のウッドデッキ。夫婦でお茶をする姿も見られたと言うが… ©文藝春秋

 この密室で会うのは2回目だったという容疑者と新野さんの間で何があったのだろうか――? 新野さんについてよく知る人物が証言する。

「事件を知ったときは衝撃を受けました。本当に悲しいです。新野さんとは頻繁に話をする仲でした。愚痴を聞くことも多かったです。先月にも連絡を取り合っています。『今どこにいるの』とか『暇電に付き合って』とかそんな他愛もない会話でした。

 新野さんは明るく、ハキハキしていて、自分の意見をはっきり言うタイプなんです。流されずに白黒つけるというか。それでいてわがままな感じはないので魅力的な人でした」

 そして事件の核心について迫る、ある内容を明かす。

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