「ジャニーズとの共演時、マネジャーたちはかなりピリピリしていますよ。例えば、共演する機会が多い『Mステ』ではジャニーズの楽屋への挨拶は禁止、トイレへ行く時さえも接点を作らないようにと、マネジャーがメンバーにピッタリと付き添います」(坂道グループ関係者)
歌番組やバラエティ番組では、常にマネジャーが現場で目を光らせる。そんな“鉄壁ガード”が緩まる唯一の場所。それが舞台現場なのだ。
練習から本番まで、舞台仕事は長期にわたる。そのすべてにマネジャーが同行できるわけではない。初めの顔合わせには参加するが、その後の稽古には基本的に同行しないことが多いという。
これが理由1つめ。舞台期間中、アイドルたちは監視の目を逃れ、共演者たちと親交を深めることができるというわけだ。
【2】「関係者全員参加LINE」が恋のきっかけに
そして、舞台では「連絡先を交換しやすい」という事情もある。もちろんケースバイケースだが、関係者全員が参加するグループLINEで業務連絡が行われることが多いのだ。そこで出演者たちは必然的に共演者の連絡先を知ることになるという。
グループLINEが作成されない場合でも、連絡先を聞くハードルは低いようだ。「基本、共演者とは連絡先を交換します」と話すのはある男性舞台俳優だ。
「連絡先を交換するのは『あくまでも便利だから』。でもそういう建前があるから、気になる子にも台本の読み合わせとか演技確認と称して電話やLINEをしやすいんですよね。『あのシーンのことで……』なんて言えば、連絡する言い訳になりますから(笑)。そこからプライベートなことまで相談し合ったりして、仲を深めることもあります」