――そもそも、Aさんはどうやって乱交の世界に入ったんですか?
Aさん 初めて参加したのは3年前ぐらいです。きっかけは女の子2人、男の子4人の合コンの後で1人の男性の家で"5P"をしたことです。隣の部屋ではもう1人の女の子がヤッていて、男性が部屋を行き来して交代しながら夜通しセックスしました。複数プレイはその時が初めてだったんですが「楽しい」と感じてしまって……。
――同時に4人の男性の相手をするのはかなりハードそうですが、Aさんは初回から「楽しい」と感じたんですね。
Aさん そうですね。数日経ってもその日のことが忘れられず、すぐにハプニングバーへ通うようになりました。最初の"5P"の時に、「他の人が見てるのは案外気にならないな」と思ったので適性はあったのかもしれません。周りに複数プレイに引いている人がいればまた違うのかもしれませんが、ハプバーにそんな人はいませんからね(笑)。むしろ私が気持ちよくなれば相手の人も周りも喜ぶ。だから安心してハメを外しまくれるというか、その空気に乗る方が「正解」になるんです。
「舐め比べしてどれが良いとか感想を言い合ったり」
――ハメを外すとどのようなことが行われるのでしょうか?
Aさん 何本も舐め比べしてどれが良いとか感想を言い合ったり、目隠ししてみんなに攻められたりとAVの真似をして遊ぶことはありますね。舐めて勃たせてあげて、「俺の方が大きいだろ!」と男性同士がキャッキャッと自慢しあう、可愛いシーンを見ることもありますね(笑)。勃たせるために、ずっと両手でしごき続け腕が痛くなるので大変ですが。
――曲がりなりにも「お店」であるハプニングバーと、マンションやホテルなど密室で行われる乱交パーティーの間にも壁がある気はするのですが。
Aさん ハプバー用に作ったツイッターでエロ系のアカウントをフォローしたら、ある日「乱交パーティー開催」という投稿が流れてきて、不安より興味が勝っておそるおそるDMを送りました。案内された場所はマンションの一室で、緊張して入室したら参加者が作った料理を5人くらいの男女が半裸で食べている謎の空間でした(笑)。その後も女性の意思を優先してくれて、嫌な行為はしない、嫌な相手とはしないという形で3人くらいとセックスして帰りました。想像以上にアットホームだなと思った記憶があります。