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疲れか、嫌な目にあったか…「昔と変わってしまった」伊藤を直撃

 恋人の存在は、スターダムを駆け上がる忙しい日々の支えとなっていることだろう。しかし、伊藤の周辺からは不穏な声も聞こえてくるのだ。

「数年前に伊藤さんと仕事をしたときは、挨拶の時にちゃんと立ち止まって顔を見て挨拶してくれていました。しかし最近久しぶりに現場でご一緒したのですが、昔と変わってしまったなという雰囲気で……。

 挨拶も音響監督、クライアントには笑顔でしっかり挨拶されるのですが、進行管理をしているようなスタッフは顔すら見ない。話すときの声のトーンも低い。仕事が増えて疲れがたまっているのか、業界でなにか嫌な目にあったのか。かつての明るい伊藤さんではなくなってしまった印象です」(アニメ制作会社スタッフ)

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11月5日、愛犬を散歩させる様子 撮影/細尾直人 ©文藝春秋

 短期間で知名度を上げた人気者の宿命か。声優業界内での伊藤への評価は不安定なようだ。そうした日々に寄り添う奥谷との交際について改めて事実確認をすべく、12月15日、仕事へ向かう伊藤に直撃した。

––––––伊藤さん、失礼します。文春オンラインです。

「はい」

––––––『Candy Boy』の奥谷さんとの同棲についてお聞きしたく声をおかけしました。

「あ、すみません。何も、喋っちゃいけないと言われておりまして……」

直撃に応える伊藤 撮影/松澤和也 ©文藝春秋

––––––そうですよね、交際についてもやはりお話して頂くことは難しいですか?

「そこも事務所に聞いて確認して頂ければと思います」

––––––来年2月に4枚目のアルバムをリリースされますし、伊藤さんにとってやはり今は大事な時期ですか?

「はい、頑張らさせて頂いています。すみません、この後も仕事がありますので」

––––––お忙しい中、丁寧にご対応していただきありがとうございました。

「いえいえ、お答えできず申し訳ありません。失礼致します」

取材が終わり、お辞儀をした伊藤。最初から最後まで笑顔で丁寧に対応してくれた 撮影/松澤和也 ©文藝春秋

 そう言うと、伊藤は深くお辞儀をして仕事へと向かった。

 改めて伊藤と奥谷、それぞれの所属事務所に確認した。

 伊藤の所属事務所は「仲良くさせていただいていると聞いております」としながら、「同棲の事実はございません」と回答。奥谷の所属事務所からは期日までに回答はなかった。

 新世代声優の多くはアーティストやアイドルとして表に出て、これまでと違った楽しみをファンに届けている。SNSで積極的に自分をアピールし、イベントやバラエティなどに出演と、その日々は多忙を極める。舞台やイベント出演の多い2.5次元俳優も同様だろう。

 2人はいまが正念場。恋人の存在が癒しになることを祈りたい。

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