【松平定信が“名宰相”と言える理由】

【松平定信が“名宰相”と言える理由】

“庶民の敵”ではない!「べらぼう」で描かれない実態|重要なのは「地方からの視点」|地政学リスクにどう対応したか|不遇な生い立ち、大出世、そして失脚…【大場一央】

大場一央 中国思想・日本思想研究家
村井 弦 文藝春秋PLUS編集長
ウェビナー 歴史

〈番組概要〉
 独自の視点で歴史を紐解く番組「+HISTORY」。今回のテーマは「松平定信は悪人か?名宰相か?」。中国思想・日本思想研究家の大場一央さんをゲストに招き、従来のイメージを覆すような定信像に迫っていきます。
2025年の大河ドラマ「べらぼう」にも登場する松平定信。このドラマの主人公・蔦屋重三郎をはじめ、庶民をしめつけるような悪役的イメージで描かれることが多い彼ですが、歴史上の実像をひも解けば「まっとうな政策」ばかり?不遇な幼少期を送った彼が、若くして地方の藩政治、そして中央の幕府での政治へと進出した理由とは。現代人も学べるリーダー像をうかがいます。

〈ゲスト〉
・大場一央|中国思想・日本思想研究者、早稲田大学非常勤講師
1979年、札幌市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科 東洋哲学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。現在、早稲田大学、国士舘大学、國學院大學などで非常勤講師を務める。専門は王陽明研究を中心とする中国近世思想、水戸学研究を中心とする日本近世思想。著書に『武器としての「中国思想」』、『戦う江戸思想――「日本」は江戸時代につくられた』等。

〈MC〉
・村井弦 |文藝春秋PLUS編集長
1988年、東京都稲城市出身。2011年4月に株式会社文藝春秋に入社し、「週刊文春」編集部に配属。2015年7月、「文藝春秋」編集部。2019年7月、「文藝春秋digital」プロジェクトマネージャー。2021年7月、「週刊文春電子版」デスク。2024年7月から「電子版統括編集長」となり、2024年12月に映像メディア「文藝春秋PLUS」編集長に就任。

source : 文藝春秋 PLUS動画

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