いま知っておくべき論点を、専門家がコンパクトに解説する「文藝春秋オピニオン 2026年の論点100」。この人気ムックの記事を「文藝春秋PLUS」でも紹介します。
2026年北中米W杯の優勝候補筆頭はスペインだ。
ブックメーカー「bwin」のW杯優勝オッズを見ると、1位スペイン(5倍)、2位フランス(7.5倍)、3位ブラジル、イングランド(ともに8倍)、5位アルゼンチン(9倍)となっている。日本は18位(81倍)で中堅国にすぎない。
にもかかわらず、日本代表の森保一監督は優勝を目標に掲げている。その理由をテレビ東京の『FOOT×BRAIN+』に出演した際に明かした。
「私自身W杯を経験して『これはいける』という思いが生まれたんです。コーチとして臨んだ18年ロシアW杯ではベスト16でベルギーに敗れましたが、結果的にベルギーは3位になった。監督として臨んだ22年カタールW杯ではベスト16でクロアチアにPK戦で敗れましたが、クロアチアは3位になった。何かあとひとつ越えられれば決勝まで行ける、優勝できると感じました」
日本のW杯最高成績はベスト16だが、ひとつ壁を越えられたら一気に頂点まで行く力があると森保監督は感じたのだ。

いったいそれはどんな壁なのだろう?
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source : ノンフィクション出版 2026年の論点

