「文藝春秋」の編集者が明かす、電子版限定の“ここだけの話”
世界の歴史は、言い換えれば、戦争の歴史。しかし、その歴史をどこまでさかのぼっても、「敵将を降参させるか、首を取るまで」が戦争というもの。ところが2月末に真逆のことが起こりました。イラン戦争は最高指導者の首を取ることから始まったのです。戦争のやり方を逆転させたのはトランプ大統領が有史以来初めてでしょう。
この、あり得ない作戦を可能にし、戦争の歴史を塗り変えることに一役買った人物が3月初め、東京・紀尾井町の文藝春秋社にやって来ました。ハメネイ師の死に場所を、精確にしかもリアルタイムで見せることができる水晶玉(ビッグデータの分析企業パランティア)を作った、米テック界の大物ピーター・ティール氏(58)です。

3月2日午後、社の玄関に数人のSPに続いて現れたティール氏は、浅黒く小柄で、しかも終始うつむき加減で、とても速足でした。まるで数分前に重大なニュースを知らされたかのような深刻な顔つき。ティール氏は敬虔なプロテスタントとして知られています。あれは、まるで厳格な牧師のようでした。
世界が注目する大物が小社を訪れたのは、互いにその知性を認め合うエマニュエル・トッド氏との対話(5月号「東京極秘対談 世界は終末を迎えているのか」)のためでした。トッド氏は対談のなかで、こう明かしています。
〈実は「対談をしよう」とピーターに提案した時、私は「パリで開催するのは無理だ」と言いました。世界で唯一、日本の東京だけが、和やかな雰囲気のなかでこういう議論ができる場所なんです〉
対談のテーマは「世界の終わり」。宗教と国家が深く絡み合うテーマゆえ、東京が最適だというわけです。
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