森雪之丞(もりゆきのじょう・作詞家)
今年で作詞家デビュー45周年を迎える森雪之丞は、よく「託す」という表現を使う。
「歌い手に僕の言葉を託し、その人の声で初めて皆に届くわけです。素敵なフレーズが書けたとしても、その人が“自分の言葉”として歌ってくれないと意味がない。だから歌い手の声質や人となりも含めて、どうすれば歌詞の意味が、よりその人らしく伝わるかを考えています」
近年は詩集を制作するなど、活動の場を広げてきた。「身軽にチェンジするアーティストでありたい」と語る森は現在、今秋公演予定の新作ロック☆オペラを準備中だ。自身で戯曲の執筆、作詞、音楽プロデュースまでを手掛けるという。
「舞台は、歌、ダンス、演技、照明、音響……アートの要素を全て網羅しています。そのぶん大勢の人間が関わり、様々な挑戦が出来て面白い。自分だからこそ作れる世界を、一つでも多く残していきたいです」
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source : 文藝春秋 2021年6月号