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東日本大震災から12年 文藝春秋が伝えた被災地「この1年の肉声」

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東日本大震災から12年。この1年のあいだに文藝春秋が伝えた被災地の声を特集する。

芥川賞インタビュー「暗くても救いがなくても書く」
佐藤厚志(作家)

いまを生きる一人の生活者の日常を描こうと思った時、そこに見える風景として、震災がいま目の前に「ある」。過去に「起こった」ではなく、いま「起こり続けている」。新芥川賞作家が語った言葉。
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御巣鷹「和解の山」
柳田邦男(ノンフィクション作家)

《美谷島さんは、どうやって生きなおすことができたのだろう。どうやって30年近い年月を生き抜いてこられたのだろう。自分も御巣鷹山に慰霊登山をしたい。美谷島さんに会って話を聞きたい》。津波で息子を失った母は御巣鷹山に向かった。
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羽生結弦 スケートを文化に
都築章一郎(フィギュアスケートコーチ)

彼は他の人が想像できない体験があったからこそ、自分のやることに対して常に責任を持ち、同時に感謝をする人間へと成長した――。小学生時代から指導した指導者が振り返る。

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福島かりんとう騒動
糠澤正之(「ぬか茂菓子店」専務)

「廃業の2文字が胸をよぎりました。それでもお客さんの声に励まされて、開発した商品のひとつが、あのかりんとうなのです」。ジョンソン英首相が絶賛した逸品の秘密。

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source : 文藝春秋 電子版オリジナル

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