無料公開

【アーカイブ発掘】片山杜秀、ロバート・キャンベル、佐藤優が明かした「村上春樹作品の魅力」

エンタメ 音楽 読書 アート

新刊『街とその不確かな壁』が発売となった小説家の村上春樹さん。これまで「文藝春秋」誌上に掲載された、村上作品への声を紹介する。

詐術としての音楽小説
片山杜秀(慶應義塾大学教授)

(前略)最上級の音楽小説集が、村上春樹の『一人称単数』だ。架空のレコードの批評文を書いたつもりがその現物に中古レコード店で出会って驚くとか、品川育ちでブルックナー・ファンの猿が上州の湯治場で働いていて、しかもその猿が人の記憶を盗む一種の超能力を持っているとか、そんな短編が並ぶ。
記事を読む

村上春樹と井上陽水の「日本語」
ロバート キャンベル(日本文学研究者)×有働由美子

「子どもの頃に大好きだったサリンジャーの『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を村上さんの日本語訳で何十年かぶりに読んで、泣いたんです。まるで村上さんの文章のようで、村上さんの小説を読んでいる気分になる」

記事を読む

「一人称単数」を読むと、筋の通らない物語を語りたくなる
岸田奈美(作家)

「アホのわたしが村上春樹さんの作品を読み終えると、どういうわけか、本が付箋と蛍光ペンで引いたラインでいっぱいになっている」

記事を読む

悪は犠牲を払ってでも断ち切るしかない/『ねじまき鳥クロニクル』村上春樹
佐藤優(作家・元外務省主任分析官)

「検察官や新聞記者など日本社会のエリートに生じている歪みを村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』から学んでみたい」

記事を読む

source : 文藝春秋 電子版オリジナル

genre : エンタメ 音楽 読書 アート