【日本「半導体産業で敗北」の理由】

【日本「半導体産業で敗北」の理由】

(前編)TSMCに学べること|経営にスピードとガッツがない|“やめる力”が重要|ゲームチェンジを嫌う日本|日本企業のネガティブ面が半導体に|基本構造を変える必要性

冨山 和彦 IGPIグループ会長
杉本 りうこ ジャーナリスト
村井 弦 文藝春秋PLUS編集長
ビジネス 経済 企業 働き方

〈番組概要〉
 ビジネスの最前線を深堀りする「+BUSINESS」。ゲストは、IGPIグループ会長の冨山和彦さんです。企業変革のプロフェッショナルとして数々の会社を見てこられた冨山さんにお聞きするテーマは、「なぜ日本からTSMCは生まれなかったのか」。1980年代後半、半導体の世界シェア1位だった日本は、その後衰退の一途を辿り始めます。その原因とは何だったのか、世界の半導体トップ企業「TSMC」社から、日本が学べることとは何か――。「文藝春秋」4月号でTSMC創業者モリス・チャンの評伝を書かれたフリージャーナリスト・杉本りうこさんが聞き手となって伺います。

〈ゲスト〉
・冨山和彦|IGPIグループ会長
1960年生まれ、東京大学法学部卒、スタンフォード大学経営学修士(MBA)、司法試験合格。ボストンコンサルティンググループ、コーポレイトディレクション代表取締役を経て、2003年に㈱産業再生機構設立時に参画しCOOに就任。解散後、IGPIを設立、数多くの企業の経営改革や成長支援に携わり、現在に至る。

〈MC〉
・ゲストMC:杉本りうこ|フリージャーナリスト
神戸市出身。北海道新聞社を経て、2002年に中国留学。06年に東洋経済新報社に入社。中国会社四季報編集長、週刊東洋経済副編集長を務めた。その後、ダイヤモンド社、News Picksを経て23年に独立。台湾の経済誌『財訊』の日本特派員としても活動。

・MC:村井弦|文藝春秋PLUS編集長
1988年、東京都稲城市出身。2011年4月に株式会社文藝春秋に入社し、「週刊文春」編集部に配属。2015年7月、「文藝春秋」編集部。2019年7月、「文藝春秋digital」プロジェクトマネージャー。2021年7月、「週刊文春電子版」デスク。2024年7月から「電子版統括編集長」となり、2024年12月に映像メディア「文藝春秋PLUS」編集長に就任。

(聞き手=ジャーナリスト・杉本りうこ/文藝春秋PLUS編集長・村井弦、前編36分)

source : 文藝春秋 PLUS動画

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