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Encounter with New CENTURY トヨタ ニュー・センチュリー 匠たちの世界 第1回〈PR〉

 今年、日本を代表する“ショーファーカー”(専属運転手が運転するクルマ)、センチュリーに新たなモデルが登場した。トヨタ自動車が誇る伝統と品格を守りながら、多様化する時代にふさわしい新しい価値を創造するため、匠たちは何を思い、何を追い求めたのか。開発当事者に迫るシリーズ第1弾(全5回)。

揺るぎなき伝統こそ、進化を産む力。

ボディカラーは麟鳳(りんぽう)ブラック〈212〉×シルバー〈1L3〉[M31]。オプション装着車

 想像してほしい。一台のショーファーカーが、滑らかに、そして静かに名門ホテルの正面へと姿を現し、停車する様を。

 鏡のごとく磨かれたボディが放つ、圧倒的なオーラ。後席のドアが開くと、中には驚くほどゆとりある空間が広がり、美しい立ち居振る舞いでオーナーが降り立つ……。映画のような場面の主役であるそのクルマのエンブレムは、優雅なる鳳凰。この秋、全く新しいモデルが加えられたトヨタ センチュリーだ。

フロントグリルに輝く鳳凰のエンブレムは、センチュリーが受け継ぐ誇り高き伝統の証

 開発者たちは言う。究極のおもてなしと日本の美、そして匠の技というセンチュリーの伝統は不変であると。その継承と、価値観が多様化する時代にふさわしい進化が一つになり昇華した姿が、カテゴリーを超越したこのモデルなのだと。

開発責任者を務めた田中義和MSZ ZS主査(左)と園田達也MSデザイン部部長(右)

 揺らがぬ伝統を力に、さらなる進化を果たしたセンチュリー。このショーファーカーは、乗る者の品格をも高める。

 

CENTURY

サイズ:5,205×1,990×1,805mm(全長×全幅×全高)
車両重量:2,570kg~
乗車定員:4名
エンジン:V6 3.5L プラグインハイブリッドシステム
駆動方式:E-Four Advanced(電気式4輪駆動方式)

source : 文藝春秋 2023年10月号