54歳だ。お見合いするとしたら、
相手「ご趣味は?」
私「韓国語を少々」
庭「カッコーン」
と、いう感じだ。お見合いしないけどさ(結婚しているしムスメが中学生)。
韓国語を習い始めて半年になる。とにかく韓国語の入り口はBTS、BTSだった。好きなので2回言ってしまいましたが、2020年の暮れに日本の歌番組でお初にお目にかかり、その時はもうすでに「世界のBTS」で、寝っ転がってお腹ボリボリスタイルで録画を再生していたのだが、飛び起きたのだった。かっこよすぎて(ちなみに曲はDynamite)。ものすごい早さでファンクラブに入り、動画を見まくり、そのながれで2021の年始に韓国ドラマ「愛の不時着」でドツボ、という王道中の王道をまっすぐに歩いてきた。その道巾、超、太し。まわりを見ると、韓国にハマっている仲間が古いも新しいも、いっぱいいた。みんな楽しそうだったが、しかしまだこの時に「韓国語を習う」という頭はわたしにはなかった。
その太い道を似たような歩幅で歩いていたママ友と韓国旅行に行くことになった。そのママ友が韓国語を個人レッスンで習い始めていて、
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source : 文藝春秋 2024年4月号