同級生交歓 台北高等学校尋常科 昭和19年卒

ライフ 教育
京都府京都市 JR京都駅にて(撮影・志水隆)

(右から)
東京工業大学名誉教授 吉見吉昭
昭和女子大学名誉教授 川平朝清

 日本の植民地時代、7年制の旧制台北高校尋常科で共に過ごした4年間は、戦時下にもかかわらず自由闊達そのものでした。

 敗戦後、吉見君は旧制松山高校に編入、東京工業大建築学科を卒業後、ガリオア奨学金でワシントン大大学院に留学し修士号を取得。さらにノースウェスタン大大学院で博士号を授与され東工大教授に。地盤工学会会長として学会運営にも尽力しました。一方、川平は沖縄に引揚げ、同じガリオア奨学金でミシガン州立大に留学し放送経営で修士号を取得。帰郷し琉球放送、沖縄放送協会の経営に携わり、沖縄返還後はNHK経営主幹を勤め上げました。その後、昭和女子大教授となり副学長になりました。

有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。

記事もオンライン番組もすべて見放題
初月300円で今すぐ新規登録!

初回登録は初月300円

月額プラン

1ヶ月更新

1,200円/月

初回登録は初月300円
※2カ月目以降は通常価格で自動更新となります。

年額プラン

10,800円一括払い・1年更新

900円/月

1年分一括のお支払いとなります。
※トートバッグ付き

電子版+雑誌プラン

12,000円一括払い・1年更新

1,000円/月

※1年分一括のお支払いとなります
※トートバッグ付き
雑誌プランについて詳しく見る

有料会員になると…

日本を代表する各界の著名人がホンネを語る
創刊100年の雑誌「文藝春秋」の全記事、全オンライン番組が見放題!

  • 最新記事が発売前に読める
  • 毎月10本配信のオンライン番組が視聴可能
  • 編集長による記事解説ニュースレターを配信
  • 過去10年6,000本以上の記事アーカイブが読み放題
  • 電子版オリジナル記事が読める
有料会員についてもっと詳しく見る

source : 文藝春秋 2024年4月号

genre : ライフ 教育