貸本屋にボットン便所……「英霊」がわからないだって⁉
北村 今日はね、こんなものを持って来たんですよ(鞄から取り出す)。
穂村 あ、何ですかこれ。
北村 昭和5(1930)年の雑誌「少年倶樂部」新年号の付録のカルタです。今日は「昭和を大いに語り、懐かしむ会」ということで我々が集められましたので……。
宮崎 昭和世代で盛り上がりましょう(笑)。ひと昔前の絵柄が懐かしく、でも改めて見ると新鮮ですね。
北村 私は昭和24(1949)年に生まれましたから、お二人よりは少しだけ“お兄さん”ですけれども、小学生だったのが昭和30年代ですから、その前のことは解説できない。だから、このカルタで補っていこうと思いまして。
穂村 しかし、この札はシュールだなあ。「へ」は〈平熱子供は三十七度〉。もうちょっと他に載せるべきことがありそうですよね。
有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。
記事もオンライン番組もすべて見放題
初月300円で今すぐ新規登録!
初回登録は初月300円
月額プラン
初回登録は初月300円・1ヶ月更新
1,200円/月
初回登録は初月300円
※2カ月目以降は通常価格で自動更新となります。
年額プラン
10,800円一括払い・1年更新
900円/月
1年分一括のお支払いとなります。
※トートバッグ付き
電子版+雑誌プラン
18,000円一括払い・1年更新
1,500円/月
※1年分一括のお支払いとなります
※トートバッグ付き
有料会員になると…
日本を代表する各界の著名人がホンネを語る
創刊100年の雑誌「文藝春秋」の全記事が読み放題!
- 最新記事が発売前に読める
- 編集長による記事解説ニュースレターを配信
- 過去10年7,000本以上の記事アーカイブが読み放題
- 塩野七生・藤原正彦…「名物連載」も一気に読める
- 電子版オリジナル記事が読める
source : 文藝春秋 2024年8月号