無料公開

デジタルネイチャーと日本近現代思想史、「大地の芸術祭」ディレクターの哲学、信長・秀吉・家康の戦術…10月のおすすめオンライン番組

2024年10月

電子版ORIGINAL

ライフ アート 歴史

「文藝春秋 電子版」では、現代日本の政局から小説や短歌などの文化まで、さまざまなテーマを扱うオンライン番組を配信しています。今回はその中でも、おすすめの番組を紹介します。(編集部・若林良)

【フル動画】落合陽一×先崎彰容「日本近現代思想史にとって『デジタルネイチャー』とは何か」(前編)

環境と技術が融合する新時代の自然観「デジタルネイチャー」を提唱する落合陽一さん。批評家の先崎彰容さんとの対談では、本居宣長を中心とした日本近現代思想史を振り返りながら、「デジタルネイチャー」の持つ意義について考察していきます。江戸時代の「知識人」の特色や、新古今和歌集の特異性など、知的好奇心が刺激される内容です。

記事を読む

【フル動画】本郷和人「日本史夜話 第11回『日本の軍事革命~信長・秀吉・家康』」

日本史においては「主役」感の強い信長・秀吉・家康の3人。この3人は戦術においても、それぞれの特色があったことを本郷さんが語ります。「長篠の戦い」で知られる信長の鉄砲戦術。人たらしとも呼ばれた秀吉の兵の運用。では家康は? 終盤では日本の発展において軍事技術がどのような意味を持ったのかも事細かに解説され、ぐっと戦国期に対する理解の解像度が深まります。

記事を読む

【フル動画】北川フラム×中野信子「北川フラムが『大地の芸術祭』を作った理由」(前編)

新潟県でこれまでに9回が開催された「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」。総合ディレクターを務めている北川フラムさんは、なぜ難易度の高い地方での芸術祭の開催を続けているのか。北川さんの哲学を切り口に、議論はアートフェアと芸術祭の違いや、そもそも人はなぜ「アート」を必要とするのかという根源的なテーマにまで伸びていきます。

記事を読む

source : 文藝春秋 電子版オリジナル

genre : ライフ アート 歴史