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《男性更年期障害を告白》ヒロミ(57)が語る令和のオジサンの“生きづらさ”「昭和世代の僕らは休み方がわからない」「体調が悪いと言えない」

ヒロミさんインタビュー#1

note

異業種の人と遊ぶのが楽しい

――ヒロミさんはバイク、車、射撃、マリンスポーツなど、多趣味でも知られています。趣味のリフォームが番組になったり、仕事にも広がっていますね。

ヒロミ 僕はね、とりあえず全部やりたくなるタイプなんですよ。

 だからどんどん増えちゃうんだけど、遊びの時にいろんな職種の人たちとワーッて混ざるのが、すごい楽しい。

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©文藝春秋 撮影/平松市聖

――ヒロミさんは仲間意識が強そうだから、芸能人としか遊ばないのかと思ってました。

ヒロミ そんなことは全然なくて。僕は一度、芸能界を離れてるでしょ。そのとき、芸能以外の人たちと一緒に遊ぶのがすごく楽しいなと思ったの。

 仕事で知らない人と話すのは苦手なんだけど、遊びで出会う人とは、お互いの肩書きとか気にせずに話もできるし、友だちになれるのね。そうすると視野が広がって、意外とあとで仕事にも役立つんですよ。

遊んでいると不安が遠ざかる

――やることがたくさんあると、不安も感じなくなるものですか。

ヒロミ 不思議とね、遊んでるときは割と大丈夫なことが多い。体調が悪いときも、ふさぎこむと調子がもっと悪くなるかなと思ったから、なるべく遊んだり、山に行ったりしてましたね。自然の中に行くのはいいと思う。

©文藝春秋 撮影/平松市聖

――中には趣味がまったくない人もいますが。

ヒロミ 趣味がない人はねえ……でも、もし仕事が嫌になったら、何か違うところで楽しみを見つけるしかないじゃない? だから、趣味は大事だと思うなぁ。

 まず、何かやってみるしかないんだよね。で、ひとつでも自分にぴったりくるものが見つかればいいと思うよ。俺は手を広げすぎだけど(笑)。

――仕事とは別の場所を持つ。

ヒロミ そうそう。趣味の場で、普段の自分とは全然違う世界の人と遊んでると、いい気分転換になるしね。仕事の悩みだけに囚われなくなるんじゃないかな。

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《男性更年期障害を告白》ヒロミ(57)が語る令和のオジサンの“生きづらさ”「昭和世代の僕らは休み方がわからない」「体調が悪いと言えない」

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