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《証拠写真を入手》2022甲子園出場の天理高校野球部で総額100万円超の“連続窃盗事件”、犯人は主力3年生の母親だった! 「お金持ちのイメージがあったのに無職だったとは…」

《証拠写真を入手》2022甲子園出場の天理高校野球部で総額100万円超の“連続窃盗事件”、犯人は主力3年生の母親だった! 「お金持ちのイメージがあったのに無職だったとは…」

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 そしてXさん以前にも財布や現金が無くなっていた件についても確認すると、A子はそれも認めた。

「A子さんは3年生や2年生の母親などからもお金を盗んだことを認めました。この“窃盗事件”が3年生の保護者内で知れ渡ったのは甲子園開幕の直前の8月4日ごろだったので、雰囲気は最悪でした。しかもA子さんは何食わぬ顔で甲子園のスタンドに来ていて、事情を知らない新聞社の若い記者さんからインタビューさえ受けていました」(同前)

チームメイトの保護者からの度重なる窃盗が発覚したA子さん(中央)

 天理高校の夏は、8月12日の2回戦で海星(長崎)に敗れて終わった。甲子園の余韻が残る9月、A子に“窃盗事件”の説明を求める保護者会が開かれ、その詳細な証言を入手することができた。

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「最後の夏というとても大切な時期に犯罪を犯してしまいました。応援を心からできなかったり、私が(言うことが)二転三転してしまったり、謝っても許してもらえることじゃないけど、本当に取り返しがつかないことを謝罪したくてきました。本当に申し訳ありません」(保護者会でのA子さんの発言)

「お財布を盗って、中のお金だけ盗ってコンビニで捨てました」

「まず最初に●●さんの財布を盗ってしまいました。天理から奈良に行く途中にお金だけ盗って(財布は)捨ててしまいました。近くのコンビニのゴミ箱でした。▲▲さんのお財布を盗って、中のお金だけ盗ってコンビニで捨てました。

 最後、生駒戦の決勝の日でした。最初は水を捨てにいきました。そうしたらXさんのバッグを見つけました。最初は置いてあるなという思いでしたが、生活に困っていたので盗ってしまいました。中に入っていた領収書や薬はすぐに車で処分しました。財布の中の金額は115万円ということだったんですけど、(借金の返済などで使ったため)お返しするときには10万円しかありませんでした」(同前)

奈良県の天理市内にある天理高校 ©文藝春秋

 保護者会では、時折言葉に詰まりながらも淡々と話すA子を、他の保護者が詰問していたという。A子は財布を盗んだ理由について「1年生の時の最初の保護者会ですべての行事に参加すると言った手前、住居のある九州から毎週のように奈良や各地に遠征する費用が大変だった」と釈明。しかし他の保護者の多くは納得しておらず、そのうちの1人はこう憤る。