国語辞典編纂者の飯間浩明さんが“日本語のフシギ”を解き明かしていくコラムです
「Jポップでは『アイラブユー』というフレーズは常套(じょうとう)句だな」。こんな素朴とも粗雑とも言える感想を持ったのは、2025年の大みそかに「NHK紅白歌合戦」を見ていた時のことです。
ステージではちょうど、AKB48が「ヘビーローテーション」を歌っていました。I want youとかI love youとかいうフレーズが繰り返し出てきます。
いったい、「アイラブユー」はどのくらいの頻度で使われているのだろう。疑問に思い、この回の「紅白」で歌われた57曲の歌詞を調べてみました。
結果として、「アイラブユー」は6曲に出てきました。「ヘビーローテーション」など5曲ではアルファベットで表記され、米津玄師「IRIS OUT」だけがカタカナ表記でした。
57曲中6曲ということは、約10パーセントになる計算です。母集団から演歌6曲を除外すると約12パーセント。10曲のうち1曲に「アイラブユー」が出てくる計算です。私が「常套句だ」と思ったのも無理はないでしょう。
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source : 文藝春秋 2026年3月号

