「文藝春秋」の編集者が明かす、電子版限定の“ここだけの話”
「山根さんは、『美しき日本人』と聞いて、誰を思い浮かべますか?」
今夏、とある宴席で、私が投げかけた一つの質問。目の前でグラスを傾ける女性は、少しの思案顔ののち、柔らかい笑みを浮かべました。

文藝春秋PLUS会員の方の中には、すでにご覧になっている方も多いかもしれません。文藝春秋11月号の大特集「昭和百年 美しき日本人50」。各界で唯一無二の活躍をした著名人について、50人もの証言者の方にその「美しさ」を語ってもらう企画です。
実は本特集は、今年の夏頃から取材を進めていた、ロングタームの企画でした。特集のはじまりのページでは、以下のようなリードを掲げています。
それはかの国の大統領と真逆の人間である。私を捨て、利に流されず、節を貫き、誠を持った日本人の記録
この一文はまさに、今回の特集を組むに当たって、編集長が我々編集部員に掲げていた「美しき日本人」像です。同時に、異動直後の私にとって、なんとも悩んだ企画テーマでもありました。
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