◆“ゼロコロナ”の失策?
文藝春秋digitalは、5月26日(木)19時〜、ジャーナリストの高口康太さんとルポライターの安田峰俊さんによるオンライン対談イベント「《中国のリアル》習近平に民の怒りが沸騰中」を開催しました。
《対談フル動画はこのページ下部よりご覧頂けます》
2022年4月、中国の輸出入総額は前年同月比2.1%増となり、2020年6月以来の低調となりました。背景には、中国政府による「ゼロコロナ」施策がもたらした、物流など現場の混乱があると見られています。
デジタルデータを活用した“ゼロコロナ”施策は一時、中国国内での感染抑制に成功し、世界から注目されていました。しかし、感染伝播力の強いオミクロン株の流行を防ぐことは難しく、上海などではより一層、厳しい都市封鎖(ロックダウン)がなされています。
感染症そのものではなく、人災ともいうべき“ゼロコロナ”の失策が明らかとなった現在、中国人のオモテに出てこない本音とは何なのか? 中国のアングラカルチャーにも精通しているお二人が迫ります。
当日は、安田さんの新たな取材の成果である「叩き上げの中国人不動産王」による“大阪中華街構想”の行方、逃亡ベトナム技能実習生らが集う飛田新地の近くのカラオケ居酒屋についてもお話し頂きます。また新・香港特別行政区長官を選ぶ選挙が8日に行われ、李家超が当選。このことは一体、中国・香港の関係に何をもたらすのか。
「B級中国」を巡るお二人による対談、ぜひご覧ください。放送ではご覧頂いている皆様からのコメントに反応しつつ、配信する予定です。
当日リアルタイムでイベントをご覧になれない方も、アーカイブ動画の配信があります。本記事の有料部分にアップしますので、何度でもご覧いただけます。
◆イベント概要
イベント名:「《中国のリアル》習近平に民の怒りが沸騰中」
出演:高口康太、安田峰俊
日時:5月26日(木)19時〜20時30分(予定)Zoomウェビナーを使用して開催します。完全オンラインイベントです。
◆安田 峰俊(やすだ・みねとし)プロフィール
1982年滋賀県生まれ。ルポライター。立命館大学人文科学研究所客員研究員。中国近現代史を専攻していた立命館大学文学部在学中に中国広東省の深圳大学へ交換留学、広島大学大学院文学研究科修士課程修了。2018年、天安門事件に取材した『八九六四』をKADOKAWAより刊行し、第5回城山三郎賞・第50回大宅壮一ノンフィクション賞をW受賞。ほか、『和僑』『移民 棄民 遺民』(KADOKAWA)、『さいはての中国』(小学館新書)、『性と欲望の中国』(文春新書)など著書多数。中国をキーワードに北米・東南アジア・アフリカまで取材する。
◆高口 康太(たかぐち・こうた)プロフィール
1976年千葉県生まれ。千葉大学人文社会科学研究科(博士課程)単位取得退学。中華人民共和国・南開大学に中国国費留学生として留学。ライター、翻訳者、リサーチャーとして活動。中国の社会、ネット事情などに精通する。主な著書に、『なぜ、習近平は激怒したのか 人気漫画家が亡命した理由』(祥伝社新書)。
◆問い合わせ
文藝春秋編集部
メール:mbunshun@bunshun.co.jp
◆対談フル動画
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source : 文藝春秋