60年分集計! 「同級生交歓」登場高校ベスト30

1位日比谷、2位開成……県別ナンバー1も発表

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 1956年スタートの名物連載には9000人以上が登場

(左から)尾高修也氏、庄司薫氏、塩野七生氏、古井由吉氏 日比谷高校 ©文藝春秋

 本誌の名物連載「同級生交歓」がスタートしたのはいまから60年前。記念すべき第一回(1956年7月号)に登場したのは、東京府立第一中学校(現・都立日比谷)、第二東京市立中学校(現・都立上野)、余丁町小学校(東京)の3校だった。当時の誌面も現在と同じ体裁で、3組の同級生がモノクロ写真に収まっている。

 それ以来、連載は中断することなくつづき、2016年12月号までに登場した同級生は2170組あまり。人数では9000人を超える。

 この連載で紹介するのは、原則的には幼稚園から高校までの同級生。学年が一緒なら、同じクラスでなくてもかまわない。登場者の職業は、政治家から官僚、財界人、学者、医者、芸能人、スポーツ選手まで多岐にわたるが、本誌の読者はご存知のように、社会に出て一定の知名度や肩書をもって、現役で活躍をされている方々が中心だ。いわば母校の誉れになるような“功成り名を遂げた”といえる方々である。

 この「同級生交歓」の登場回数を高校ごとにカウントしたのが今回の調査である。社内の資料室で720冊あまりのバックナンバーを開き、ページをめくって「同級生交歓に見られる高校力」を探ってみた。

 高校受験の偏差値が入学の難易度を示すものなら、こちらは現役の第一線で活躍している人がどの高校を卒業しているか、さらには在学中にどのような人脈を築いたかを浮かび上がらせることになる。

伝統校の底力

 ここで簡単に調査方法について説明しておこう。

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source : 文藝春秋 2017年02月号

genre : エンタメ 読書