アベノミックス相場は早くも調整局面にさしかかったとの見方が出始めている。
長期金利が上昇(国債価格が下落)し、それが国債を大量に保有している金融機関の経営を圧迫するのではないかとの懸念が市場を神経質にさせている。
富裕層の資産効果は効いてきたが、個人消費は湿っているし、設備投資がまだ点火しない。だから銀行の貸し出しも伸びない。
そもそも、金融、財政に次ぐ第三の矢(成長戦略)がどこまで飛ぶのか。なかでも参議院選挙後、農業と健康・医療の規制緩和と市場改革がどこまで進むか。
市場はなお疑心暗鬼である。
しかし、アベノミックスには世界、とりわけ欧米から追い風が吹いている。
反緊縮バックラッシュ(逆流)という追い風である。
有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。
記事もオンライン番組もすべて見放題
今だけ年額プラン50%OFF!
月額プラン
初回登録は初月300円・1ヶ月更新
1,200円/月
初回登録は初月300円
※2カ月目以降は通常価格で自動更新となります。
オススメ! 期間限定
年額プラン
10,800円一括払い・1年更新
450円/月
定価10,800円のところ、
2025/1/6㊊正午まで初年度5,400円
1年分一括のお支払いとなります。
※トートバッグ付き
有料会員になると…
日本を代表する各界の著名人がホンネを語る
創刊100年の雑誌「文藝春秋」の全記事、全オンライン番組が見放題!
- 最新記事が発売前に読める
- 毎月10本配信のオンライン番組が視聴可能
- 編集長による記事解説ニュースレターを配信
- 過去10年6,000本以上の記事アーカイブが読み放題
- 電子版オリジナル記事が読める
source : 文藝春秋 2013年7月号