先日、20代前半かという女性と話す機会があった。初対面だが、私の年齢と居住地は聞いているようだった。
彼女は約束の場所に10分ほど遅れて入ってくるなり、頭を下げた。
「すみません、遅れて。時間前から何度かのぞいたんですが、いつも電話かメールをされていたので」
「あらァ、ごめんなさい。ちょうど仕事で急な用が入ってしまって」
すると彼女は驚いたように言った。
「現役なんですか!?」
私の方が驚いた。そうか、私の年齢だと現役で仕事をしていないはずなのだ。
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source : 文藝春秋 2024年12月号