1つのテーマをわかりやすく解説する「+ RONTEN」。今回のゲストは、元駐米大使で早稲田大学特命教授の杉山晋輔さんです。11月5日に行われたアメリカ大統領選で、再選を果たしたドナルド・トランプ。アメリカの対中政策において、日本を含む東アジアは重要な存在と考えられていますが、日本単体ではどう見られているのか。 駐米大使としてトランプと接した杉山さんに、トランプの素顔や安倍元総理との関係、日本のトップに求められる要素を伺いました。
(聞き手=編集部・村井弦、後編23分10秒)
〈ゲスト〉
杉山晋輔|元駐米大使 外務省顧問・早稲田大学特命教授。愛知県出身。父は国際法学者で法大教授だった杉山茂雄。学習院初等科、東京教育大学附属中学校・高等学校(現・筑波大学附属中学校・高等学校)を経て、早稲田大学法学部在学中に外交官試験に合格し、外務省入省。アジア大洋州局長、外務審議官等の要職を歴任し、第2次安倍内閣の下で外務事務次官を、安倍・菅義偉政権で駐米大使を務めた。
source : 文藝春秋