混迷するドイツ、リベラル派の罪

斎藤 幸平 東京大学大学院准教授
マライ・メントライン 著述家・翻訳家
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EUの模範的存在だったドイツが窮地に立たされている。ロシアのウクライナ侵攻やイスラエル問題の対応に苦慮する中、難民の増大で社会不安が広がり、ポピュリズム政党が台頭している。

 

この夏にドイツに拠点を移した哲学者の斎藤幸平氏と、日本で翻訳などを手掛けるドイツ人のマライ・メントライン氏が、ドイツの今について語り合った。

 

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source : 文藝春秋 2025年2月号

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