1月20日、ドナルド・トランプ氏がアメリカの大統領に就任しました。トランプ氏のこれまでの肉声、識者の評価などを通して、今後のアメリカ、ひいては世界の行く末を考えていきます。
池田祐久×柯隆×久保鉄男×グレン・S・フクシマ「〈日本の自動車、半導体が危ない〉トランプ大統領の世界貿易戦争」
「トランプ2.0」誕生直前に行われた有識者による対談。「トランプ関税」は誕生するか、第二次政権の人事への評価、イーロン・マスク氏の影響、米中関係の今後、日本との今後の関係への考察など、議論は「貿易」を軸としながらも縦横無尽に広がりました。
エマニュエル・トッド 「真の脅威はロシアではなく米国だ 日本に勧めたい『何もしないこと』」
エマニュエル・トッド氏は、新著『西洋の敗北』を書いた背景のひとつには「真の脅威はロシアではなく米国であること」を知らしめたい思いがあったと語ります。本インタビューではトランプ氏の経済政策への評価や、トランプ氏が今後なりうる「像」について語りました。
青木功「トランプさんに贈ったドライバー」〈山あり谷ありバンカーあり〉
トランプ氏と安倍晋三元首相は、ゴルフを幾度も一緒にプレーしたことでも知られていました。2019年5月に両者の日本でのプレーに同伴した青木功氏は、ふたりが文字通りの“ゴルフ外交”を行っていたと振り返ります。
バーバラ・ウォルター「米国で南北戦争が再び起こる日」
2021年1月6日、トランプ氏の大統領選敗北を認めない支持者が議事堂を占拠し、警官ら5人が死亡する「連邦議会襲撃事件」が起きました。この事件を半ば予測していたというバーバラ・ウォルター氏が、トランプ氏の影響を含めたアメリカの今について分析します。
杉山晋輔「トランプ前大統領は気配りもできる」
杉山晋輔氏は駐米大使として、トランプ氏と何度も顔を合わせる機会がありました。そこではトランプ氏の「極めて紳士的で、親切に接してくれた姿」が印象に残っているとのことです。
橘玲「橘玲のイーロン・マスク論」
トランプ氏の「最側近」とも呼ばれるイーロン・マスク氏。本記事では連邦議会議事堂襲撃事件で一時は「永久追放」されたトランプ氏のツイッター(現X)アカウントが、マスク氏によって復活させられた背景が語られます。
source : 文藝春秋 電子版オリジナル