
■No time for doubt ―大谷翔平と2016年のファイターズ―〈完結〉
第1回 「ホームラン、打ってきます」
第2回 「彼が求めるもの」 今回
第3回 「それぞれの戦場で」
第4回 「今と未来と」
第5回 「決着の時」
第6回 「神様の実像」
第7回 「そのとき、中田翔は」
第8回 「消えない落書き」
大谷翔平が出ていった後のロッカールームでは、リリーフ投手たちが顔を見合わせていた。鍵谷(かぎや)陽平もその中にいた。あれは一体、何だったのだろうか。
「ホームラン、打ってきます」
7月3日、福岡ドームでのソフトバンクホークス戦で先発ピッチャーながら1番打者を任せられた大谷は、そう言い残してグラウンドへ出て行った。チームメイトの前でも自らの腹の内を見せることの少ない大谷にしては珍しい気もしたが、その冗談とも本気ともつかぬ言葉は確かにそう聞こえた。いや、ホームラン予告など現実的にはあり得ないのだから、ジョークと考えるのが自然だったが、どこかそうとも言い切れない雰囲気があった。
「あいつ、言うねえ」
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source : 文藝春秋 2025年4月号

