〈番組概要〉
今回の「+JOURNAL」ゲストは、弁護士の郷原信郎さんと西脇亨輔さんです。フジテレビの「中居正広問題」について、3月31日、第三者委員会が調査報告書を公表しました。その内容は、中居氏によるフジテレビ元アナウンサーの女性Aに対する性暴力を認定し、さらにフジテレビ幹部らの対応を厳しく批判するものでした。
後編では、フジテレビ役員の動向や局内の雰囲気にフォーカス。ハラスメントを容認する風土があったのではないか、とお二人は指摘しています。経営を刷新し、低迷する状況から復活することはできるのか。今後の展望についても議論してもらいました。
〈ゲスト〉
・郷原信郎|弁護士
1955年生まれ。東京大学理学部卒業後、長崎地検次席検事、東京地検検事などを経て、2006年より弁護士登録。コンプライアンスの視点から、様々な分野の問題に斬り込む。近著に『法が招いた政治不信 裏金・検察不祥事・SNS選挙問題の核心』(KADOKAWA)がある。
・西脇亨輔|弁護士
1970年生まれ。東京大学法学部在学中に司法試験に合格し、1995年、アナウンサーとしてテレビ朝日へ入社。「やじうまプラス」などの番組を担当した後、2007年に法務部へ異動し、2023年7月に法務部長に就任。同年11月にテレビ朝日を退社し、弁護士として独立。
〈MC〉
・村井弦 |文藝春秋PLUS編集長
1988年、東京都稲城市出身。2011年4月に株式会社文藝春秋に入社し、「週刊文春」編集部に配属。2015年7月、「文藝春秋」編集部。2019年7月、「文藝春秋digital」プロジェクトマネージャー。2021年7月、「週刊文春電子版」デスク。2024年7月から「電子版統括編集長」となり、2024年12月に映像メディア「文藝春秋PLUS」編集長に就任。
(聞き手=文藝春秋PLUS編集部・村井弦、後編28分)
source : 文藝春秋 PLUS動画