文春図書館　今週の必読

最新回を読む

“賢太節”で綴られる、苛立ちや寂しさ…唯一無二の私小説作家、未完の大作
玉袋筋太郎が『雨滴は続く』（西村賢太著）を読む
玉袋筋太郎
2022/06/22
正しさでは間に合わない他者に、うなずくことができるか…ある家族の「地獄」を描いた物語
高島鈴が『くるまの娘』（宇佐見りん著）を読む
高島鈴
2022/06/21
ホームレスを看取るホスピス施設　「山谷のシンドラー」と呼ばれた男が追い求める“理想のケア”
urbanseaが『マイホーム山谷』（末並俊司著）を読む
urbansea
2022/06/14
急流の中から助け出された、全裸の女性は何者なのか…？　失われた“記憶”をめぐるミステリ
池澤春菜が『柩のない埋葬』（方方著）を読む
池澤春菜
2022/06/13
「世界は不完全で常に欠陥を有し、永遠に打倒と再建が続く…」星間戦争に端を発する人々の苦悩を描くSF小説
髙柳克弘が『流浪蒼穹』（郝景芳著）を読む
髙柳克弘
2022/06/08
小説講座の人気講師に“体の関係”を持たされ…「誰もが加害者になり得る」セクシャルハラスメントの光景
倉本さおりが『生皮　あるセクシャルハラスメントの光景』（井上荒野著）を読む
倉本さおり
2022/06/06
若い女性たちを食い物に…金と権力をもつ男たちが築き上げた社会構造の“実態”に迫る
猿渡由紀が『キャッチ・アンド・キル』（ローナン・ファロー著）を読む
猿渡由紀
2022/05/30
「私には、圧倒的な体験であった」亡き妻が残した50年前の日記と手紙、短歌…青春の答えを探す“時間旅行”
中井治郎が『あの胸が岬のように遠かった』（永田和宏著）を読む
中井治郎
2022/05/30
稲垣足穂、三島由紀夫、ダ・ヴィンチ…古今東西の死者たちが繰り広げる“言葉と想念のパノラマ”
野矢茂樹が『原郷の森』（横尾忠則著）を読む
野矢茂樹
2022/05/25
母親になって“後悔”している女性たち…彼女らが抱く「子どもに対する感情」とは
鴻巣友季子が『母親になって後悔してる』（オルナ・ドーナト著）を読む
鴻巣友季子
2022/05/24
こんなにも生きることが困難な時代だからこそ…臨床心理士が抱く「こころ」をめぐる“危機感”とは
信田さよ子が『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』（東畑開人著）を読む
信田さよ子
2022/05/15
「私はCGを評価しない」ハリウッド映画の制作現場で働く女性たち、新旧世代の“せめぎあい”
斎藤美奈子が『スタッフロール』（深緑野分著）を読む
斎藤美奈子
2022/05/14
KGBとCIAのスパイが築き上げた“類い稀な友情”…米ソ超大国の「情報戦」を描いた迫真のドキュメント
手嶋龍一が『最高の敵』（ガス・ルッソ、エリック・デゼンホール著）を読む
手嶋龍一
2022/04/26
「ただの飲んだくれ」ってどんな人？　読めば酒が飲みたくなる“飲兵衛のバイブル”
なぎら健壱が『ずぶ六の四季』（大竹聡著）を読む
なぎら健壱
2022/04/25
行方不明になった女性ゲームクリエーター…故郷・芦原温泉街で “暗黙の了解”として知られる秘密とは？
新井見枝香が『朱色の化身』（塩田武士著）を読む
新井見枝香
2022/04/19
「悪趣味の帝王」が66歳にして決行した“ヒッチハイク旅行” 4500キロを走破して、再発見した「アメリカ」
木澤佐登志が『ジョン・ウォーターズの地獄のアメリカ横断ヒッチハイク』（ジョン・ウォーターズ著）を読む
木澤佐登志
2022/04/18
「だるまさんが転んだ」を外国語に訳すと？　マイナー言語の文芸翻訳者が直面する「食っていけない」という問題
李琴峰が『「その他の外国文学」の翻訳者』（白水社編集部編）を読む
李琴峰
2022/04/13
野生のクマがキッチンまで入り込み…自由に憧れるリバタリアンが「違法なクマ殺し」を始めた理由
橘玲が『リバタリアンが社会実験してみた町の話』（マシュー・ホンゴルツ・ヘトリング著）を読む
橘玲
2022/04/13
死を覚悟するほどの乱気流から生還したが…とある飛行機に乗り込んだ人々の「人生を分岐させた3か月」
卯月鮎が『異常（アノマリー）』（エルヴェ・ル・テリエ著）を読む
卯月鮎
2022/04/05
高校卒業から約30年、再会した仲間たちが取り組む“計画”とは？　「中年の危機」を迎えた男女の群像劇
菅沼悠介が『オオルリ流星群』（伊与原新著）を読む
菅沼悠介
2022/04/04

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